CHABSEC

プロダクツ  
主用途:  ローテーブル
制 作:  2004年5月
協 力: 
素 材:  OSB+UE 

この家具、British American Tobacco主催のイベントで使用するために即興で作ったちゃぶ台である。そのイベントから持ち帰り、家でも使ってみたが、ちゃぶ台というものは、なかなか重宝する。小さいから、椅子のように上げ下げが楽に出来るコンパクトさがある上、意外とその大きさで日常まかなえることは多く、ローテーブルにもテーブルにもまかなえないことがちゃぶ台には出来たりする。その代わり、ちゃぶ台としての必要条件もいくつかある。たとえば、立てられる。持ち運べる。そこを囲む人皆がご飯を食べられる大きさであること。また、次の用途の作業に入り安くするため、汚れがすぐに拭き取れる表面になっている等。あまり、予想せずにデザインすることになったちゃぶ台ではあるが、使ってみてなかなか奥が深いことに気付かされた。

当然、これをデザインしたときはそこまでは考えておらず、デザイン性重視で設計を行った。また、そんな性能以上に、6コ作ってほしいという数の指定がクライアントからあり、その条件でデザインを行った。もちろん、6コ同じモノを作るのでは味気ない。

そこで、どう差別化し、どう共通化するかそんな切り口を模索した。
結果、「切る」デザインで3種類作ることにした。同じ原型を持つちゃぶ台をXY・YZ・ZXそれぞれの面に対してそれぞれ一回だけ切る。このちゃぶ台はそんなルールのもと生まれたのだ。

とにかく、こんなちゃぶ台に魅力を感じた私は、今後も機会があればちゃぶ台を作ってみたいと思う。