展示会: 30×100material
共 同: 永山 祐子
開 催: 2001年8月
協 賛: 東京電力株式会社
協 力: 永山 紀子
撮影: 阿野 太一
これは「30×100architects実行委員会」が主催するデザイナーと「マテリアル」の新しい関係の提案、開発された新素材に対するデザイン手法、既存素材の用途を全く一新してしまう提案など、「空間・環境づくり」と「素材」にまつわる今日的な課題に対する若手デザイナーの取り組む展示に永山祐子氏と参加した。
我々は「新素材を生み出すきっかけ」に着目し、「使い方」というこの展示のルールから少し逸脱したものを提案した。つまり、現実にはないものを想像し、さもそんな素材があるかのような展示を行ったのだ。なぜならば、建築家は素材を使うだけではなく、素材を生みだすきっかけをも作ることが重要であると考えたからだ。そこで、 架空の素材とその素材が生み出す世界を想像してみた。もし、カメレオンのように周辺の色にあわせて色が変わる素材があったとすれば、きっとこんな生活が我々にはまっているのではないかという想像を行い提案したのだ。
『前を通る車の色に合わせて色の変わる外壁。 座る人の服の色に変化するソファ。 季節の移り変わりに合わせて色を変える町並み。例えば 「いい色のシャツだね」「あっ、このシャツ昨日乗った電車の色」 なんて会話も自然と聞こえる。 』
つまり色をどこからでも借りてくることのできる世界を会場では造り展示したのだ。