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2007年08月02日
桜の間
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| 狭山マンションリノベーション計画の一期工事が終わった。今回の計画は事業上、賃料相場と差をつけないこともあって、我々は一切図面をひかずに現場で考えながら、そして、話合いながら工事を行うという初の試みを行った。そのため、リスクも高いのでまずは30室中4室をモデルとして作った。職人も絵心ある、そして気心知れたメンバーで構成し、ハイテンションなセッションとなった。 |
「前日には内覧会が開催され、洗練を極めたデザインのクリニックには、たくさんのお祝いの花が届き、とても明るく華やかな印象だった。」適当にネットから拾ったテキストである。「クリニックに、花が届き、とても明るい印象だった。」要はこういうことだろうが、修飾語が多すぎて逆に状況が想像しにくい。 最近、ネットのせいか巷でキーワード的に修飾語が氾濫しているのが気になる。建築においても同じことが言え、不必要なキーワード的デザインが多い。とにかく、下手なイメージならいらない。とにかく、目の前の状況を見て反応することを試みた。 本件の既存も和室と洋室を大胆に併置しながら、それを下手な意匠でごまかしつなげる。しばらく前の標準的な和洋折衷LDKプランだ。「和室がほしい」「洋室もほしい」というのであれば、潔く並べた方がよっぽど面白い。壁やドアで縁を切って互いを意識させず、違和感を持たせないというのはなんとも情けない。 ところで、本プロジェクトは、具体的に「作らず」「解体」を基本とし、部分的にほころびを「補修」する程度の造作にとどめ工事を行っている。先にも言ったが、我々としても初の試みで半信半疑で現場に入ったが以外にも面白い結果が出て満足している。 では、今日は「桜の間」。 |
投稿者 sschemata : 2007年08月02日 12:07