NEWS

« ポートレート | メイン | 改修or新築? »

2006年02月18日

セパ穴家具その2

現場レポート+haramo-2
from motogi
2006.02.20
セパ穴家具その2
現場は一階立ち上がり打設に向け、ガレージの天井配筋がすすんでいます。 さてさて、セパ穴家具。前回の課題を考えるに当たって、まず理解しなくてはいけないのは「ちょび髭感」とは何か、ということです。
これを「本来ないはずのもの」を目にしたときに覚える、ちょっとした不自然さと考えると、壁にとってセパ穴がない状態が最もプレーンな姿であるということになります。つまりセパ穴は、見えてはいけないものとなる。この建物において、見えてはいけない状態のセパ穴とは何か。ここで、この建物において「セパ穴は意匠である」という解釈と照らし合わせて考えてみると、見えてはいけないセパ穴とは、「意匠でないセパ穴」と読むことが出来ます。コンクリートの事情がそのまま反映された穴が「ちょび髭」的なセパ穴となるわけです。次はそのちょび髭をどのように配置するかということですが、今回は「消さない」という手法をりました。型枠大工がその場の状況にあわせ、やりやすい方法でやりやすい位置に入れたセパ穴、つまり、セパの位置を決定する理由に意匠的な配慮が一切ない状態をつくったのです。裏側に壁があれば当然セパを入れることが出来ないので、上下左右どちらかに逃げなくてはいけないということが起きる。必然的に、一定のスパンから少しだけ外れた位置にセパが配置されることになります。少しだけ歪んだ配置のセパを機能的に必要な範囲で額縁のようにトリミングして、残りは全て消してしまうのです。このチョビセパ、家具だけでなく、haramo-2のアイコンとしてマンションのサインに使おうと考えています。 実は、「セパ穴を消す」ということにはもう一つ意味があります。セパ穴の位置を厳しく寸法管理すると、それだけ大工の手間がかかり、当然工期に影響します。その大工手間を考えるなら、全て補修で消したいという意見は実は施工側からあがってきたものでした。
次回は本題、セパ穴「家具」について書こうと思います。

投稿者 sschemata : 2006年02月18日 16:46

コメント

コメントフォーム




保存しますか?


薬局カウンター↓
pharmacy.gif
ガラステーブル↓
FFT.gif
 
Copyright (c) 2003-2008 Sschemata Co., Ltd. All Rights Reserved.