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2005年10月05日

ガレージハウス

現場レポート+haramo-2↓
from nagasaka
2005.10.05
ガレージハウス
haramo-2も、いよいよ見積調整が大詰め。契約に向け詳細図を書き足しながら、見積に食い違いがないかをその度に確認していっています。そんな中、すでに図面を見たいというお客様が原茂さん宅を訪れているとか・・。すごいですよね。ネット力。この感じだと不動産屋さんに告知をお願いするどころか、募集をかける前に希望者が決まってしまうような・・・。ということで、そろそろ計画の内容を少しお話したいと思います。


上の写真は雑誌penのために描いたパースですが、そこでは扱いが小さかったので、ここで再度お見せいたします。これは断面パースというもので、決して実際にこんな切られているわけではなく、造りをわかりやすくするために切っています。ちなみにこれはAタイプ住戸です。

計画内容ですが、ここは郊外ということで、車があることでより生活しやすい地域になります。そこで、ガレージ付というのを物件の売りにしています。「そのまんまじゃん」と突っ込まれそうですが、ところがどっこい、この周辺の集合住宅はほとんど青空駐車になります。「駐車場の延べ面積不算入」が有効に作用するのはむしろ都心なのです。建築工事費より土地の値段が高い地域でなければ、いくら駐車場の面積が容積として緩和されても効果をもたらさないのです。ということで、屋根付き駐車場を設置するということは必ず引き換え条件が出てきます。通常ならその条件は賃料に影響します。でも、ここでは賃料への影響はほぼ与えず、内装の仕様を引き換えにしました。

で、そのガレージですが、我々は「暗い駐車場」という印象をまず払拭することを考えました。一つの部屋、もしくは大きな玄関に車が置いてあるといった具合にこのガレージを見せられたらとおもっています。また、実際にこの場所は駐車場としては自然光が入り、非常に明るく、そして車一台おいても随分面積が余ります。その余ったスペースを使って住人に家具を作ってもらうつもりです。(もちろん、使い方は庭いじり、BBQ、家出場所・・など、何でもよいですが)そう、先に「内装の使用を引き換えにする」と話しましたが、それが引き換えの条件です。もちろん、最低限の家具はこちらでご用意します。ただ、内部の使い方が限定できず「とりあえず置く」家具は作らず、住人自ら作ってもらい住み手にとって都合のいいように内装に手を加えてもらいます。これは相当賃貸としては斬新な計画です。でも、ガレージハウスというと「このくらいやってこそ」と思うのです。

ただ、ルールとして手を入れてよい場所、そうでない場所を分けます。今のところ手を入れる場所はセパ穴あらわしのコンクリート打ち放しにし、そして手を入れてはならない部分を白い壁にするつもりです。そして、その2トーンがデザインのソースになり、空間の中にちりばめられ面白い表情を作り出します。

※「セパ穴とは?」

コンクリート型枠を止めるために工事工程の中で使用されるもの。一般には完成時には切られモルタルでふたをされる。私が以前手がけたplantation青山店青山オフィスではそのセパ穴のネジを利用し家具を作りました。今回もそのシステムを利用できるようにオリジナルアジャスターを考えています。

投稿者 sschemata : 2005年10月05日 01:21

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ガラステーブル↓
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