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2005年09月17日
コの字で長屋で共同住宅
| 今回の事業計画上の大きなキーワードの、「ガレージハウス」。ガレージを室内へと取り込んでいくために、半ば必然的に縦割りのメゾネットの組み合わせの、いわゆる重層長屋形式が選択されています。当然ながら建物のボリュームと配置は、ガレージへのアクセスが大きく影響しています。
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大型車の転回可能な5mの車路を確保し、さらに各戸の1Fに専有の庭を持つプランを検討した結果、最終的には敷地の中心に車路をとり、外周に専有の庭をもったコの字型のボリュームとなりました。重層長屋は、ガレージハウスにおいては常套手段ともいえる回答ですが、実は事業計画上、40m2程度の部屋も必要とさされていました。そのため、完全な長屋形式ではなく、2階からアクセスする住戸のための共用廊下が存在します。もう少し詳しく説明すると、画像左側の長手の棟のには三層のメゾネットが8戸、右側短手の棟には1~2Fタイプと、共用廊下を通り2階からアクセスする2~3Fのタイプのメゾネットが入れ子状に構成されているのですが、ここで出てきたのは、haramo-2は長屋なのか共同住宅なのか?という疑問でした。
少し法規的な話に触れますが、共同住宅の定義は「2以上の住戸が共用の廊下、階段を利用する形態のもの」となっています。あえて、かなり端折って説明するとすれば、共用廊下を介していれば共用住宅、そうでなければ長屋、です。今回のように「一部共同住宅」というのが曲者で、色々な解釈が可能なために苦労した点でもありました。つまり、左側の棟は明らかに長屋、右側の棟には共用廊下がある場合に、建物全体としてどう解釈すればよいのか、という問題で紆余曲折があったのです。「共用部が一部でもあるから、共同住宅だ」「長屋の占める割合が大きいのだから、長屋なんじゃないか」「いやいや、これは長屋でも共同住宅でもない。」などなどの様々な解釈がでる中、
最終的には「長屋と共同住宅の複合施設」ということで落ち着いています。つまり、長屋と共同住宅の間に位置する集合住宅となったのでした。 |
投稿者 sschemata : 2005年09月17日 22:42
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