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2005年07月02日
二つ、展示を見てきました。
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| 木曜日は建築界の諸先輩方の作品を多く見ることが出来ました。二つ、展示をはしごしました。夕方、乃木坂に立ち寄った際に佐々木睦朗さんの展示『FLUX STRUCTURE』をまず見ました。その後、青山にあるスパイラルで開催された『Extreme Eurasia』という愛知万博に絡んだ展覧会のオープニングパーティへ顔を出し、数ある展示作品を見てきました。 |
| 「FLUX STRUCTURE」に関しては、あまり見たまま無責任に発言しても誤解があるので、展示のために作られた本を読んだ上、改めて感想を書こうと思います。したがって、今日は『Extreme Eurasia』の中で気に入った作品2点ピックアップし、紹介かねがね感想を書きます。 一つ目は隈研吾氏の作品で、ボール紙を一定の単位で切り欠いていって縦横に組み合わせて格子を作っています。それだけならばいつもの隈さんのお家芸といった感じですが、実はそのあとが面白い。二方向に組まれたものではボール紙ということで構造としては頼りなく、屋根はもちろん壁自体もきっとふにゃふにゃになるのであろう。そこで、隈さんはその格子の中にピッタリハマるスチロールを適当に差し込んでその面を固め、屋根まで作り小屋を形成しているのです。非常に面白い。おそらく、発想の立ち位置は異なるのですが、最近スキーマで取り組んでいるCCDの発展のヒントにになりそうで、特に興味を持ちました。CCDというのは3次元方向に面材クロスさせアイガキで組むのですが、どうしても3方向目が組むときにイレギュラー要素となり困ります。いくつか、その対処は今までも考えてきたのですが、今回の隈さんの作品を見て考え方のヒントをもらいました。もう少しその3個目のイレギュラー要素をポジティブに受け入れ、別なキャラクターとして発展させればよいのだということを。なるほど、なるほど・・・。 二つ目は青木淳氏の作品です。これはステンレス円柱があり、その下1/4程度が磨かれミラーになっています。そして、その下になんだかいびつな形をした建築写真がプリントされた絨毯がひかれています。そのいびつな形は、実は円柱への映りこみの湾曲を元より計算し作っているもので、円柱に映りこむと本来あるべき形の建築写真を見ることが出来るのです。誰もが、経験的には当たり前に知っているがあまりにも日常的で考えたことのない、現象を丁寧に読み解き、その現象の原理を逆さに利用してデザインしています。流石ですね。モノとしての存在感もあのスパイラルの大きな吹き抜けに対して、明快でいい感じでした。青木さんとは以前、プロジェクトを共有させていただいてから、ときたま、交流をさせていただいているのですが、浮き足立っているときなどにお会いすると、直接言われるわけではないのですが、なんだか「そんな遠くを見ないで足元や、身の回りをじっくり見なさい」と暗にいわれている気がするのですが、この作品にも同じものを感じました。(あ、別に説教臭いというわけではないですよ。)さらに、昔からつきあいのあるのんちゃん(永山紀子)が担当して作ったと聞いてさらに気に入っています。 |
投稿者 sschemata : 2005年07月02日 12:48
コメント
青木さんの作品、意味がわからなかったのですが、そういうことだったんですね!!
投稿者 清水麻里 : 2005年07月03日 21:16
清水さん
こんにちは。
元気?
お久しぶりです。
ところで、ごめんなさいね。
コメント頂いていたのに、全く気付きませんでした。
というのも、このブログですが、カスタマイズ精度が高く、一々管理者が内容を確認してから登録の許可を取るようになっているのです。
これに懲りず、今後も宜しくお願いします。
投稿者 長坂 : 2005年07月15日 00:42