2005年07月27日
倉庫のリノベーション(2)
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| しばらくあいてしまいましたが、「(仮称)碑文谷スタジオ」の報告です。無事、先週末契約も済ませ、月曜日から解体工事が始まっており、二日目の昨日現場を見てきました。解体するまで本当のところ予想の出来ないリノベーション。いつも不安ではありますが、逆に「解体するまでわからない」というのがリノベーションの楽しい部分でもあります。特にこのような物件はどんな変遷を通って現状の形に至っているのか、図面はないのはもちろん、世代もまたいでいるため、表からでは全く予測がつきません。それでさらに、リノベーションの鉄則として「現状を生かす」というのが、ありますから、解体の結果というのは最終的な仕上がりの善し悪しにつながることが多く、ヒヤヒヤさせられるものです。で、その結果ですが・・・。 |
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結果ですが、なかなかいい感じの質感や空間が現れました。造り的にはボロもあり、補修箇所が多く見積想定外という部分もありますが、その部分は本件の工事を手がける月造さんとの相談になってきますが、空間の質というのは時代を相手にするわけですから我々ではどうにも出来ない部分があります。したがって、この結果は何よりもです。みんなが完成をワクワクして待てるわけですから。期待というのは何よりもよい解決を導きます。 後は如何にフォトスタジオにするかです。前回も記しましたが、フォトスタジオというのがなかなか曲者で、前回記載からこれまでもまた随分とその部分で難しさを感じてきました。その場にいて気持ちがいい空間というのは、今までも手がけており、簡単というわけではないのですが、比較的想像がつきます。今回は写真に写る空間を想定する必要がまずあり、その上、不特定多数のクライアントに対応すべきで余り癖があっても使用頻度は下がり、事業的に余りいい結果にはなりません。とにかく、本件のこのテーマは僕にとって非常に難しい課題になっています。この時点でコンセプトが見つからない経験も今まであまりなく、それからも難しさがうかがい知れるのではないでしょうか。さらに、事業ですから費用対効果を充分考えなければならず、このまま今回はノーコンセプトになるやもしれません。 とにかく、「そつなく」「うまく」「ローコスト」にということが期待され、空間に関してはとにかく素直に丁寧に組むこと、つまり「匠」を要求されます。そういった意味では、今回の解体の結果は「素がよい」ということで非常に良い結果だと思います。ただ、気がかりなのは、この個性ある素材感をどこまでまた引き出してよいモノなのか、また、フォトスタジオとして最良な決断と体験する空間としての最良の決断との間にどのくらい開きがあるのかが重要なポイントになります。これから本件のクライアントであるM氏とその辺の相談をして決めます。 結果は如何に!? よーし、がんばるぞー! |
投稿者 sschemata : 2005年07月27日 01:47