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Dialogue and Studies in XXX 15人の建築家と15人の表現者による対話実験に参加します。 |
15人の建築家と15人の表現者による対話実験 ということで、藤原徹平さんが企画し、ワタリウムにて行われます。私、トップバッターです。テーマに沿った話になるかわかりませんが、よろしければ見に来てください。 9月3日 (木)「アップ・グレード」長坂常(建築家)× 植原亮輔+渡邊良重(D-BROS) 9月10日(木)「今、この場所」中山英之(建築家)× 富永昌敬(映画監督) 9月17日(木)「環境の編集」 中村拓志(建築家)× 金氏徹平(現代美術家) 9月24日(木)「極地の感覚」石上純也(建築家)× 石川直樹(写真家) これ以外11組続くようです。 コーディネーション・企画:藤原徹平 企画協力:金森香 増崎真帆 工藤千愛子 会場:ワタリウム美術館 15回シリーズ 木曜日 20:00~ 期間:2009年9月3日(木)~12月24日(木) 参加費:各回500円 (ご参加当日、ワタリウム美術館受付にてお支払い下さい) 展覧会チケット(会期中何度でも使えるパスポート制)が別途必要です。 お近くの方是非遊びにきてください。 詳しくはワタリウムサイトまで。 |
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| この度、幾度と中断を重ね、2年かかった小さなビルの計画が完成を迎えます。そこで、この度、施主様のご厚意によりオープンハウスを下記の日程にてさせていただくことになりましたのでそのご案内を送付させて頂きます。年末でお忙しいかとは思いますが、見て感想などいただけたら幸いです。 |
| 以下が情報となります。
■ご案内 日時 :2007年12月15 日(土) 12:00-17:00 所在地 :東京都中野区野方6-6-7 最寄駅 :西武新宿線野方駅徒歩2~3分 『野方の小さなビル』アーカイブ |
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| ご無沙汰しております。また、突然ですが、展示のご案内です。この夏にある白金のバーにて作った照明を形を変え3つ作ったので、happaにて展示することにしました。光ファイバーを利用した照明です。 |
会期:2007.10.13(Sat)-2007.10.27(Sat) 17:00-22:00 ※日曜・祭日は入館できませんが、前の駒沢通りから見ることが可能です。 場所:Happa 東京都目黒区上目黒2-30-6 tel:03-6657-8857 “Kurage”の説明 昼間は透明で、夕方、暗くなるころから緩やかに形を現す。この照明は光ファイバーで構成されている。光ファイバーは曲げると内部を通過する光が外部に漏れる。光ファイバーを円弧状にすることで光ファイバー自身が発光し、光が形を帯びる。この円弧の半径を変化させることで全体の明るさ、形を調整する。形態は線材でありながらバネがある光ファイバーを円形にし、外接する円の接点同士で結びつけることで形作られている。 デザイン :長坂 常/スキーマ建築計画 技術協力:岡安 泉 デザイン協力:畠中/工藤 /梅木 We are pleased to send an INVITATION Kurage ExibitionKurage is composed of optical fiber. By bending the optical fiber, the whole area is illuminated outside of the immediate area of the light, and together, they can make very soft light. The brightness can be adjusted by the size of the circle.The optical fiber is very flexible and is designed by binding them together in circles. They are bound at their circumference. Design :Jo nagasaka / schemata architecture office Technical cooperation :Izumi Okayasu Design cooperation :K.Hatakenaka / T.kudo / H.Umeki 2007.10.13(Sat)-2007.10.27(Sat) 17:00-22:00 Happa 2-30-6 kamimeguro meguro tokyo 153-0051 japan tel:+81-(0)3-6657-8857 |
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| 江戸川台教会の竣工写真をワークスにアップしました。 |
昨年末に竣工し、クリスマスに間に合わせた江戸川台教会ですが、その後の竣工写真のアップが遅れました。今回は住宅から教会へのコンバージョンということも合っていくつか面倒もありましたが、無事竣工し、オープンチャーチなど積極的に町に対して働きかけているようです。 お問い合わせ先→江戸川台教会 |
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| 「都心に住む11月号」のしつない礼賛というちょっと大げさなタイトルの記事に僕のことが書かれています。 |
| ほとんどが広告記事で埋め尽くされた中に見開き1ページで掲載されています。もし良かったら、読んでみてください。
さて、この記事もそうですが、同時期に作品ではなく僕個人に対する取材を数件受けました。取材を受けると普段考えていないようなことを改めて考えられるので僕はこの手のものが好きです。中でも決まって聞かれるのが、「スキーマ」の意味です。「隙間」ですか?と未だに聞かれたりもしますが、意味的にはPROFILEでも書いていますが、「経験を抽象化・構造化して得られる知識の集成」のことをいいます。ただ、我々の仕事としてそれがどこに該当するのかということはあまり今まで考えてきませんでしたが、ここのところの取材で少し考える機会をいただきました。それを少し話します。 さて、この取材を通して「スキーマ」が「スキーマ」をどう考えるようになったかですが、計画時初期にそれはまず形成されるのだと考えます。ただ、いままで他人から言われたわけではないですが、どうもWORKSなどをみると自分で見ても「作品性に統一感がない」ように見えるのです。もちろん、一貫したビジョンは持っているつもりなのですが、どうもそれがビジュアルとなって現れてこないと思って、たまに反省してきました。それで、統一したわかりやすいブランディングを心がけようとしたこともあります。でも、そんなことをすると僕は途端に創作意欲がなくなるのです。 そんなことをたまに考えてきましたが、最近、改めて「スキーマ」と「スキーマ」の関係性を考えることになり、はるか昔にあまり考えもなくつけた名前が、意外にも私の趣向性を言い当てていることに気付きました。 スキーマではプロジェクトごとにその基盤を設定することを基本とし、異なった事情に対しても柔軟に対応する方法をとっています。それは「お仕事的にそうあるべき」と考えている結果ではなく、そうあることによって今まで見えていなかった発見がプロジェクトごとに見えてくることを一つの楽しみとしていることを再認識しました。 わかりやすくいうと、事前に蓄えられた基盤を利用してアウトプットしてゆくのではなく、あくまでそのプロジェクトごとに基盤を新たに形勢し、アウトプットにつなげてゆくことを行っているのだと思いました。だから、時間もかかり、とても効率的ではないのかもしれませんが、実はコンピューターの世界でいうところの「スキーマ」ではその方法こそ、効率が良いとされています。したがって、僕の方法論はまだ未熟ではあるものの、ありえる一つの方法であることに気付き、少し勇気がわいてきたという話です。 随分、個人的な話でしたが、共感を持っていただける方がいらしたらこれ幸いです。 そして、そのプロセスをこのページを通して感じ取っていただければさらに幸いです。 では、また。 |
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| しばらく、ご報告していなかった「江戸川台教会改修計画」ですが、現在、見積に入りました。そろそろ、計画に関して少しお話をしてゆきます。 |
まず、今回の教会計画では「白」を探求してみたいと思っています。 というのも、我々、白い室内空間を今まで手がけてきたのですが、いつも同じところでつまずくのです。「白」という色は日本人には「木」の次に受け入れられる仕上げのように思います。ただ、「白」の場合、徹底し、光まで白色、つまり蛍光灯系の照明を使おうとした時点でたいていストップがかかります。「冷たい感じがする」「電球色にしてほしい」ということになるのです。我々としてはこの時点でいつも軽い挫折を覚えるのです。「ここまで積み上げてきたのに・・」といった具合に。また、「床まで白」にと考えると、これまた同じ感じで、「床で白は汚れやすいし、流石に・・」と止められます。 我々としては表現がぼやけてしまうので、最後の最後に方針が微妙に変わるのは正直悲しいのですが。ただ、これは施主の立場に立ったらしょうがないことで、そろそろその辺を最初から想定し、別次元で白を楽しめる方法も考えなければならないと思うようになってきています。今回は特に40~50人の施主と向き合うわけですから、かならず、同じことになることは予想できます。したがって、今回はその「白」を考えてみようと思い、早々に中村修平氏に声をかけ、コラボすることにしました。 そこで、サムネール画像の話になるのですが、これは実はharamoS1のサインのときに修平氏に作ってもらったサンプルで教会用ではないのですが、教会の話をしているときにたまたまそのサンプルが机の上にあって、それで「これはいける!」と考えたのです。それで、このサンプルが今回のコンセプトになることになったのです。甘くならずに白に奥行きを与えることを今回計画し、実現したいと思っています。いい加減なコンセプトの決め方と思われるかもしれませんが、こういう出会いが一番面白いところなのです。 |
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| SSPの紹介の前に私が8年前に卒業制作で手がけた計画を紹介します。2006年6月号の新建築で大野さんのFIBER CITYが掲載されているのを見てびっくりしました。僕の卒業制作の敷地選定方法図とそっくりな絵があったのです。思わず、大野さんのアシスタントに知り合いの後輩がいないかを確認してしまったほどです。 |
さて、サムネールををクリックし、地図みたいなものを見てください。右上の地図に関してお話します。僕はこの頃、自分の中に都心を向く方位磁針のようなものが備え付けられていると思っていました。きっと、都市生活者皆に大なり小なり備わっているものだと思うのですが、無意識でも、首都圏ならば見知らぬ土地でぽんと置いてきぼりになっても都心に無意識のうちにたどり着ける気がしていたのです。その都市に侵された感覚がその頃非常にいやで、そのベクトルから自分を開放できるような都市環境づくりを卒業制作で計画したいと考えたのです。そのとき、まず、この地図をかいて、敷地選定を行いました。駅から2キロ圏外、つまり歩いて30分自転車でも10分以上かかるような「陸の孤島」を都市のツボと考え、そこにツボ代わりになる施設を計画しようとしたのです。そこで、まずモデルとしていくつかある、その「陸の孤島」のうち、三鷹と調布の間をにあるところを敷地としたのでした。 |
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| 実はしばらく前からINAXが企画するサスティナブルプロジェクトというものに関わっていました。、別にオフレコでもないのですが、紹介する機会を逸しており、提出後の報告となってしまいました。写真は先日提出した一部で1/200の模型です。 |
まずはサスティナブルプロジェクトの説明ですが、数年前からINAXの空間デザインセンターという部署が主催し毎年行っている研究プロジェクトです。「2020年の生活」を想像することからINAXとして将来像を模索し各部署に刺激を与える狙いで組まれている企画です。いわば先端機関ですが、あまりにも先の話ゆえ、研究成果をクローズせず一般にも公開し、毎年エコプロダクツ展などでお見せしているものです。昨年まではあくまでプロダクトの領域で研究を行っていましたが,今年より少し都市スケールまで計画範囲を広げることになり、お声をおかけいただきました。 |
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| 来る6/1(土)~6/24(月)、スキーマとしては二年ぶりの展示をプリズミックギャラリーにて、行います。タイトルは「セパ穴家具展」です。 |
7月上旬竣工予定の賃貸集合住宅「haramo2」を計画する中で賃貸集合住宅の可能性を制限しているしがらみを一つ見つけました。 といって、「発見」というには大げさで、見て見ぬふりというかあきらめて受け入れていた「原状回復義務」による制限に今一度向かい合ってみました。 本プロジェクトでは住人が負けずに自由を獲得するシステムを簡単ですが考え実施にいたっています。 この展示ではそのシステムのモックアップなどを含め、展示をいたします。併せて、現在進行中のプロジェクトや過去のプロジェクトを展示いたしますのでどうかお近くにお寄りの際には見に来てください。 また、以下の日程で、ささやかながらオープニングパーティーを計画しています。お時間ありましあたら、是非ともお越しください。当日は私より、展示の解説も行わせていただきます。 ■スキーマ建築計画:「セパ穴家具展」オープニングパーティー ・日時:6月3日(土)17:00~19:00 ・場所:プリズミックギャラリー haramo2に入居希望の方!募集開始しています。 |
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| LANDCOM新オフィスの計画です。全くご報告できておりませんでしたが、実務としては順調に進んでいます。金額も一回でおおよそ予算内で納まり、現在、最終的な発注前のつめを行っています。 |
また、前回も少し触れた家具のセレクトですが、流石に短期で苦しくなり、少し前に営業にこられ好感を持ったE&Yに協力を仰ぎました。つまり、我々は巨匠のようにイメージを伝え、それに対しご提案いただいています。 そんないい加減なイメージに対してもE&Yさんのご提案はぴたりと的を得てきます。予想をある意味裏切る良い提案をいただいています。やはり、餅屋は餅屋ですね。 コンセプトを絞り、内装をデザインしている我々が家具をセレクトすると、どうしても最初に立てた自分のコンセプトから抜け出せず、内装の造作部の意匠性を追ってしまい、「統一感」は得られてもどうしても堅苦しい雰囲気になってしまいます。もちろん、それでいい場合もありますが、今回は、家具を洋服のようなもに見立てて、空間のイメージをなぞらえないコーディネートをお願いしています。 つまり、二人目の人格をE&Yさんは見事に演じてくれています また、E&Yさんは独自の営業手法をとっており、決して自社製品を押し付けてこなく、適材適所で他社さんの家具をセレクトに入れてご提案くださいます。これは中々できるものではありません。 しかし、それが出来るとほんとに設計の人間には良いパートナーになりえます。設計者の皆さん、機会があれば是非声をかけてあげてください。 ということで、また、ご報告しま~す。 |
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| 新築の住宅の計画を始めました。東京の西に位置する稲城市内の計画で、施主は農家の後継ぎをされる私と同世代のK氏です。敷地はご両親がお住まいになる母屋から梨園をはさんだ反対側になります。今日、現場を見てきましたが、僕は二回目で今日は担当の大濱さんをつれて行ってきました。ところが・・・ |
我々は今回の計画で切っても切れない関係となる梨園をまずは見学するため、街道沿いの母屋側から入りました。中に入ると鶏が多数放し飼いになっており、「コッコッコ」と鳴く鶏の間を抜け、梨園を見学し、奥に進んでいき、敷地につきあたったとき、明らかに中にいる鶏と同種の鶏一羽が畑の外にいるではないですか。その鶏は出たはいいもののそれは偶然で戻りたそうにしていました。我々は何とか中に入れてあげるようと努力しました。かなりの時間試行錯誤を加え、格闘したのですが、やはりどうにもならず、あきらめてK氏のお母さんのところに助けを求めに行きました。ところが、母屋に向かって歩いていると、さっきまでいた無数の鶏が一羽たりといないではないですか。とっさに「?」と思ったものの、その後、すぐに「小屋にもだったんだろうな」と考えていたら・・・・。 |
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| 昨年末から相談にのってきた江戸川台教会の改修計画が正式にスタートします。途中、「新築か?改修か?」で随分意見が分かれてまとまりませんでしたが、ようやくまとまりました。そして、設計・監理の正式依頼をいただきました。 |
そこで、早速昨日、現地調査に行ってきました。躯体の損傷具合を確認するために部分的に解体をし、その横で紛失してなくなってしまった図面を作り直すため、実測を行ってきました。これで、いよいよスタートですが、なにぶん、住居を兼ねた歯医者さんの建物からのコンバージョンであったり、施主といえる人が多数いることで難しい改修計画になるはずです。また、少しずつ計画をご報告してゆきます。ちなみに、担当は元木です。 |
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| 4案面は「スケール」案というもので、日常忘れがちなスケール、わかっていると思っていて、実はわかっていない、そんなスケールを感じさせるための物差しをこの大きな壁面を使って作る案です。 |
元々、80メートルといういままで扱ったことのないロングスパンを素直にグラフィック化したものです。いちばん、分かりやすい案かもしれませんね。 |
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| 3案目はコラボレーションを想定した案で、相手を「ところ あさお」さんです。建築出身の才能が建築の中ではおさまらないといった優秀なデザイナーです。 |
昔、スキーマでネット事業をやっていた頃、運営していたポータルサイト「アオハラ」で僕が取材をし、馬鹿みたいに時間があったので数時間もかけて話をしていました。そのときはP.Scopeというものを作っていて、サイトではそれと共に紹介しました。確かその頃、「最近、ロゴやグラフィックにはまってるんだよね。それで、みんなに家紋みたいなロゴを作ってあげてるんだ」と言っていたのですが、年月が過ぎ最近はグラフィックで大活躍のご様子。一度、一緒にお仕事をしてみたいと思っていたので、試しに案に盛り込ませてもらいました。 案としては、ところさんに以前、ある展示会のオープニングであったときにもらった、90度回転させても必ず、上下左右模様がつながるというまか不思議なグラフィックをお借りし、それを緑化ユニットで作りたいと思ったのです。立面図にあるボーダーは予算に限りあり、この案は特注緑化になるため、緑化部分を間引かざるを得なく暫定でこちらでボーダーを描いたものです。 |
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| 二案目は都市の中に死角に注目し利用した案です。アイディアは作家である「イチハラヒロコ」の作品、<魔法がとけるまで>や<万引きするで>などから発想を得ています。 |
ここで言っている「都市の死角」とは大通りをはさんだ反対同士では、同じ道路上であっても見える物や見え方が異なることから生まれる「灯台もと暗し」的な「死角」をいっています。 書いてあるスローガンはあくまでサンプルですが、スローガンが非常に大きな文字で80メートルにわたり書かれています。そのとき、手前ではとても全文を読めないため、模様程度にしか認識できないのですが、反対車線でははっきり読み取れるのです。そんな案です。明日は3案目です。 |
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| 仮囲いのデザインですが、三回目の調整を終えたところですが、まず、今日は初期提案ものを連続4回4案お見せします。まず、はじめは「ギャラリー案」です。 |
ドアアイ(ドアについている覗き穴)を仮囲いに付け、それを覗くと中にそれぞれコンテンツがあり、それを見ることが出来るのです。また、その覗いている人が、反対車線を歩く人や、車で前を通る人から「?」と思われ見られるという入れ子構造を描いています。そして、緑化は前提条件ゆえ、全面配置にしています。 ドアアイのコンテンツですが、「現場の風景」「計画の概要がわかる模型」「この地域の自然環境資料」「この地域の歴史資料」を想定しています。 明日は、2案目です。 |
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| 大阪の中心付近のとある場所で建設中の建物の仮囲いのデザインを先週提案し終えました。 |
たかが「仮囲い」ではありますが、全長160m。全長だけで言えば、僕のところでは最大級。また、社会との関わりも一番接触が多い物件になります。そんなもんだから、我々としては十分おもしろいことができそうで、楽しんでアイディアを考え、企画書を作りました。 4案作ったのですが、どれも中々の出来です。 また、ご報告いたしますのでお楽しみに。 |
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| 横浜ランドマークに入るLANDCOMさんのオフィスを流石創造集団プロデュースでスタートしました。 |
総床150坪と大きなオフィスですが、6月中旬竣工予定で計画しています。同フロアにどうやら同業他社のLANDという会社が入るようで、ランドマークにランドさんに勝つ、ランドコムさんのオフィスを計画するというなんとも不思議な話です。 計画の壷は一昔前のオフィスビルであるため、見晴らしの良い条件にも関わらず開口部が狭いところにあると考えています。 また、進捗状況を報告しますのでお楽しみに! |
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| 先日、加藤夫妻の結婚式に行ってきました。無事、模型も二次会で渡すことができました。とても喜んでもらって、特別に作った甲斐がありました。結婚式も楽しめる良い会でした。 |
ところで、結婚式ですが、グランドハイアット内にある杉本貴志がデザインした教会で行われました。結婚式のときは杉本さんがデザインしたことは知らず「随分、大胆な教会だなあ。」「誰がデザインしたのだろう?」と思っていました。というのも、天井から吊るされた十字架を見るなり「キリストの張り付け」にしか見えないのです。もちろん、キリスト自身の彫刻が吊るされているわけではないですが、小さいときから教科書などで頻繁に見てきた「キリストの張り付けの絵画」から得る印象とまるきり同じなのです。少し、十字架を前かがみに傾け、ワイヤでつっているだけなのですが、ものの見事に「キリストの張り付け」を感じさせています。つまり、非常に良くできた彫刻としての十字架といえます。ただ、「そんなことして良いものなのなのだろうか?不謹慎では?」という疑問は残ります。別件で今、教会の計画に関わらせていただいているため機会があれば牧師に聞いてみたいと思います。 また、空間は流石に杉本さんという感じで、非常にセンス良くまとめられています。ただ、グランドハイアット内の教会ということもあり、完全に結婚式のための教会であり、本当の教会としては正直見られません。どこが違うということは、まだそこまで教会に関して説明できる言葉を持ち備えていませんが、来月末に計画を正式にスタートさせる予定になっている江戸川台教会の計画の中で是非考えてゆきたいと思います。 |
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| 更新を少しさぼっているうちに、あっという間にkato-2の施主である、加藤御夫妻の結婚式になってしまいました。しかも、今日です。そして、これからこの模型を持ってグランドハイアットにいってきます。 |
この模型ですが、担当の大野君が二晩かけて丹精こめて作ってくれました。式のどのタイミングで出すべきか悩み中! ところで、計画ですが4月1日工事開始予定で、今、まさに見積中です。三社にお願いしていますが、希望金額におさまるか!?おさまったら何よりのプレゼントになるのですが・・・。 |
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荒川静香には感動しました。 あまり生放送では見られずダイジェスト中心で観戦しているオリンピックですが、楽しいです。冬のオリンピックは夏よりさらにスピード感や距離感などが増し、僕みたいな凡人にはもうすでに超人技です。ただ、その超人技が自然に見えてしまうことに少し違和感を覚えたのが今回の大会でした。もう少し僕がテレビを通して感じているより、実際行われていることはもっとダイナミックなんじゃないかとおもうのです。「そんなら、現地に行ってみてこいよ」と言われそうですが・・「そこをなんとか」と思うのです。 |
特にハーフパイプを見ているときそれを思いました。どうやら実際は10 Mくらいの高さをハイスピードで昇り降りしているらしいのですが、それがどうも感じとれないのです。10Mといったらharamo2の屋上をゆうに越してしまうところまで、スノーボードと身一つであがっているわけです。そう考えたらびっくりです。ただ、我々はその動きを上りきる少し手前でカメラを通してみているために些細なことで動きが「乱れている」風に見えてしまうのです。我々が地上しか見ていないとすると、せいぜい、3m程度のジャンプ。そして、スピードも頂点に達するところゆえ、一番減速したところになってしまいます。もちろん、選手が競技しやすいのが一番だし、カメラも報道としての立場があろうと思います。 しかし、テレビを通して観戦する人が圧倒的に多い現代において、もう少しエンターテイメントとして、総合芸術としての演出をしてもらえたらもっと楽しめると思うのです。例えばカーリングのストーンの立場になった視点をもらえたら「ああああ、あたりそー!」なんて楽しめるだろうし。ジャンプをおりるときの衝撃みたいなものを感じられるものがあったら緊張感もより増すだろうと思うのです。 そういえば、フィギュアスケートのエキシビションでバイオリニストが氷上にたって演奏をし、それとコラボレーションする形でロシアの選手が舞うシーンがあったのですが、それが圧巻でした。今までフィギャアの演技曲だからなんの違和感もなかった音がその後、薄っぺらいものに感じられたのです。もちろん、それを通常競技で行うことは難しい。でも、今一度「スポーツだから」ということで、受け入れてしまっている習慣に疑いを持つことができたら、オリンピックは「芸術の祭典」にもなりえる気がしたのです。そして、そんな流れがあれば是非私も会場構成などで協力してみたい。 2016年のオリンピックに候補地として東京が名乗りを上げるらしいが、現実になったら「是非!」といった感じです。 ■ハーフパイプの形状 |
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| 日曜日に江戸川台の教会に行ってきました。今回は新会堂計画の説明に行ってきました。とはいえ、デザインの提案ではなく、改修にした場合と新築にした場合の比較をできるだけ客観的に説明してほしいということで40人くらいの教会員の方の前で話をしてきました。 |
というのも、本計画はもともと改修を前提に購入した物件なのです。ただ、築38年ということで先々のことや構造的な問題などあって、購入時に考えていたほど改修も簡単ではないということに教会側も気づき、新築も検討材料に上がってきたわけです。そこで、私が予算や希望条件を踏まえながら、それぞれ妥当と思われるプランを作成し、それぞれの可能性を考え、お話ししてきたわけです。 もちろん、いくらでも予算があれば先々を考え「新築」となり、リノベーションが圧倒的に安価にできれば今度は「リノベーション」になるわけです。そのいずれも満たしていないとき、悩むわけです。そして、たいていがすんなり満たすことなどありません。そんな時、最後は主観で決めてゆくのだと思います。しかし、今回さらに難しいのが、主となる人が多くいるため、主観的な判断も決定打にならないのです。そこで、より客観的に妥当性を模索してほしいということで話をしてきたわけです。 が、その妥当性が中々難しく、結局、用意した資料だけではどちらも判断できません。「卵が先か?鶏が先か?」的な問題で堂々巡り。でも、そんな悩みも協会員の方たちの前で話をし、話を聞くことで直感として方向性が見えました。(ま、あくまで僕の直感ですが、)今回は「改修」だと思いました。理由を記すのはかなり面倒なので今回は控えますが、「会って話を聞く」ことは大事なことだと改めて感じました。決して、役所の書類を用意することではこの適切な判断はできません。 以前にも何度か改修か新築かという話に相談にのったことがあります。同じ条件でも当事者によってホントに異なるものです。しかし、こういう曖昧といえば曖昧だが、必要な判断を最近、行政が統一していこうとしているのには僕は少し疑問を感じています。 |
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| 今日、大きなオフィスの計画を出し終えました。通常業務にあわせ、イベント的に入ったこのコンペへの対応に追われ更新を少し怠ってしまいましたが、再開です。まずは、kato-2ですが、前回に引き続き既存の状態への考察をお話させてもらいます。 |
前回、既存の難解な点に関して触れましたが、今回はこの物件のメリットをお話します。加藤夫妻の部屋は4階最上階に位置し、前回添付の画像でもお分かりになると思いますが、天井が高く作られています。建物自体が切妻的に屋根ができているため、その高さは南側の窓面から勾配が始まり、「大きな壁」に向かって高くなっていく造りになっています。我々が現地を見て最初に目に飛び込んだのがその「大きな壁」。難解な点を抱えつつも、このような分譲マンションでは中々得がたい「大きな壁」をどうにか味方につけて計画の突破口を作りたいと思っています。ただ、前回もお話したとおり典型的なLDKプランゆえ、各部屋ごとに確実に壁が組み込まれています。ちょうどその大きな壁も二部屋に面していて、その間に大きな三角のたれ壁の躯体が仕込まれています。写真はちょうどその一部屋であるリビング部を写していて、垂れ壁の向こうに和室があります。 「その垂れ壁をシンメトリーに配された2つの小さな開口部と共に料理し、見方につける。」 それが本物件の見せ所になるでしょう。 加藤夫妻結婚式まであと22日。 |
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| 新建築にpandaが紹介されています。その他、トラフ、ISSHO、菊池さんなどの作品も掲載され、同世代建築家が徐々にページを占拠しつつある感じでワクワクします。また、馬場さんがリノベーションに関して書いているのですが、それが中々面白いです。 |
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| さて、前回のkato-2(3)に続きです。今回は既存物件の内見を通して見えてきた物件の特徴を簡単に記します。まだ、前の住人の方がお住まいの中、無理行ってお邪魔させていただきました。 |
さて特徴ですが、今回はまず難点から話します。 この手の集合住宅としては僕にとって目新しくもあったのですが、この建物は壁式構造で出来ていたのです。壁式構造は壁量が増える反面、柱、梁の凸凹がなく容積的には無駄がなくなります。ただ、それは「LDKを基本とした場合の効率性」という価値観の元では有効ですが、昨今のように時間軸を想定した家族の変化を考える時代においてはその強固な壁が中々手強い存在になります。 これは24年前の建物ですが、やはりこの時代は「成長」以外の変化に対して社会全体があまり感心を寄せていなかったのではないかとも思います。 また、限られた建物の高さの中にどうしても4層入れたかった売主側の事情もあるかもしれません。壁式であれば、凸凹がなく、スラブ間の高さを最大限有効に想定できます。実際、バスルームやキッチンが集まる部分だけ配管を想定し、二重床にしているものの他の居室部分では直接スラブにフローリングが張られている特殊な事情を見るとそういった解釈も出来ます。 いずれにせよ、この時代の物件は効率性重視で、LDKを絶対基準にし、あまり変化を想定しない時代だったのでしょう。 ただ、バブル後、「家族というのは変化する」ということに皆がうすうす感づき、計画者は当然ながら「変化」というものを想定するようになっています。当然、我々の提案も少し変化球を付けその想定をします。「新婚生活から始まって、子供が生まれ、子供が去ってゆく」一般的ではありますが、その一般的なことをこの強固なプランの中で想定するのは中々難しいですがそれを試みます。 次回は良い点をおはなします。 |
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| コニカミノルタがカメラ事業からの撤退を発表する前夜、ちょうどポートレートの更新のため、写真家である宮原 夢画さんの事務所(偶然にも前、僕が自宅として使っていた部屋)にお邪魔していた。撮影後、朝まで飲んで話をしているとき、ちょうど「業界全体がフィルム用カメラ事業の縮小に向かっていて寂しい」という話が出いていた。 |
宮原さんはむしろ早くにお仕事でデジタルカメラを取り入れ一躍その世界では有名になった作家で、むしろ「最近フィルムのカメラに回帰している」といって、うれしそうにディアドルフ8X10のカメラを持ち出し、ポートレートを撮ってくれたのだ。宮原さんは「このフィルムは1枚が1500円もして、下手すりゃ二食分の昼食代になってしまうけど、それだけに一枚にかける意気込みが違うんだ」という。 納得(建築でも同じようなことがある)。 だから、といって完全なる回帰はありえない。そんな中、国内唯一残された富士フィルムがどのようにフィルム文化を守り続けるかが、無責任だが興味がある。 30年後とかに孫に「真実を写せるカメラ」なんていってアナログカメラを自慢されたりしたら面白いな。 ■宮原 夢画さんのホームページ |
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| いま、教会の新聖堂の計画の協力をさせてもらっているのだが、先日、お誘いをいただき、教会で日曜の礼拝というものを初体験した。僕自身の血筋をたどると臨済宗ということになるのだが、当然ながらそれは名ばかりなもので、宗教に属した生活はほとんど営んだことはない。(自然宗教という話は別だが)したがって、今回の体験は一時的ではあれ、その体験は珍しいものだった。 |
個人的な視点で見ると、まず原罪というものが教科書などでは習い意味は知っていたものの、教会で実際にその話を聞くと「ふっ」と肩の力が抜ける思いをした。と同時に、少し宗教という意味を理解し始め、最近、ネットですこし宗教関係のページを見に行くようになった。 とはいえ、今回は建築家として、主に建物としての教会を見学してきた。しかし、日常、教会というものを街中でも目にし、存在を当たり前のように受け入れていたが、今回体験してみて見方が少し変わった。物理的にはキリスト教とはいえ、牧師と教典という二つを核に作られる共同体であり、行政の定めるところで作られるわけでもなく、営利目的で作られるわけでもない、精神の営みとして作られる共同体であり、そんな共同体が一つの建物を作ってしまうわけで、「それはすごいことではないか」と改めて感心した。 今回お邪魔したとき、参加者は50人もきっといなかったであろう。後で聞くとどうやら全教会員を足しても60人超程度だという。その人数で小規模とはいえ、今回見学に行った教会は作られ、守られてきたわけだ。きっと、こんな大きな財産を共有し、管理され続ける建物はそうはない。やはり、そこが宗教の強い絆を物語っている気がした。そして、今回さらに規模の大きな教会を所有するために、新敷地で新聖堂が計画されることになった。それが以前ここで少し紹介をしたことのある、古屋付きの敷地で江戸川台駅前に位置する。現在の教会は駅から10分以上歩いたところに位置し、閑静な住宅街の中にある。それはそれでこじんまりとまとまり良い教会なのだが、町自体が高齢化を迎え、その中に同じように埋没することを嫌い、この先を考え開かれた教会を目指すべく駅前に移し、同時に規模を拡大させることを皆で協議し決断をされたのだ。まだ、その計画自体は当初リノベーションで相談を受けたのだが、最近少し新築案も浮上しつつあり、まだこの先どうなるかはわからない。ただ、いま一つずつハード面を検証し、可能性の絞り込みを行っており、それを僕は設計面で協力している。新築、リノベーション、いずれにせよ今まで体験してきた店舗や住宅、オフィスなどとは違う期待やルールがあり、そこにワクワクしながらお付き合いさせてもらっている。 |
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| 年を越してしまいましたが、昨年末、kato-2の現場を見てきました。現場といっても、まだ前所有者が居住中で、その中をお邪魔させていただきました。現調を済ませた後、近々夫婦となるお二人から簡単な要望をお伺いしました。 |
本計画は溝の口にあるパークシティ溝の口という1984年に開発が完了し全12棟 1,104戸という巨大開発内の1戸の改修計画となります。今まで僕の中で溝の口といったら駅の反対側の地域しか知らなかったため、「山が多く,郊外の普通のひなびた住宅地」としか印象がなかったのですが、今回の見学を通して随分賑わいのある町であることがわかった。少なからず本計画地であるパークシティ溝の口がその賑わいの一端になっているであろう。 そんな物件だがその物件に決まるまでがかなり紆余曲折があった。でも、夏に最初にこの計画を聞いたときは「おそらく年内に決めるのは難しいだろう」と予測していたので、時間は予定通りだった。むしろ、短い期間に色々方針が変わったことを特筆すべきだろう。結果から言うと以下の通りとなる。 <予算> 約2.5倍 <エリア> 世田谷・目黒転売しやすいエリア→川崎 <広さ> 50m2→75m2 <築年数> 築30年以上で古くてもよし→1981年の法改正後の建物 ざっとこんなところだが、予算は最初から上がっていきそうな気がしたが、その他の与件も見事に大きく摩り替わった形となる。ただ、彼らが最初から最後まで貫いたのが、「自然環境」「周辺のお店の充実」「通勤時間」3つで、よく考えてみると実質の生活に対するイメージは損ねていないのだ。むしろ、日に日に購入が現実を増してゆく中、「いつでも売り逃げできる」という及び腰の姿勢から、むしろ「腰すえて生活する」覚悟へと意識が移行していったといえる。広さの拡大もその大きな表れだ。 また、前回も少し触れたが彼らの不動産探しは不動産屋を絞って親身なアドバイスを受けながらというより、できるだけ多くの不動産屋に声をかけ、数多くの物件データを集め、その中から最終的に二人で検討し決めた形となる。どちらが良いというわけではないが彼らの場合、二人の話し合いから生まれる結論が重要だったことを物語っている気がする。途中、僕もあまり口を挟まなかったのだが、経過の中でたまに加藤くんから流れてくるメールの中に”(そんな家探しが好きなら)家と結婚すればいいじゃん!”という奥さんのコメントがあり、自分にもありえそうなことで非常におかしかった。でも、きっとこれからもそんなことはあるだろうから「じょうと結婚すれば」なんていわれないようにしなくては。 ■敷地ムービー・パノラマ ということで、次はその物件の現状への考察を書いてみたいと思います。 |
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| 昨日、近くによる機会があって「吉村順三展」を見に行ってきた。それを大学の旧友のアタケンに話すと「おーっ!」なんて驚かれ、ちょっと「むっ」ともしたが、芸大にいながら全く意にもとめない感じで学生生活を送っていただけに無理もないなと思った。そこで、見た感想だが、やはり説教臭い。 |
もちろん、素晴らしい図面、模型、写真それから、「らしい」Zランプと見ごたえ満載。ただ、そこの間に出てくる言葉がどうも腑に落ちない。腑に落ちないといいながら全部読んだのだが、どうも説教臭い。ホントにリアルタイムに聞いていたら同じように感じていたのだろうか?また、今、吉村先生が現役で同じことを言うのだろうか?ということである。どうも、吉村順三の名前を借り、社会の賛同を背に別の誰かの発言に感じられたのだ。 といいながらも、以下の言葉には非常に感銘を受け、メモってきてしまったのだが。 「土地とその周辺を入念に歩き、一帯の環境の観察を常に大切にした。 建築によってその土地の環境の持つ性質を引き出し、それをいかに新鮮な経験として人々と結ぶかを構想の基にすること。また一方、建築がそこの新たな風景を生むという責任において環境に対する真摯な目を絶えず向け続けた。」 これには頭を下げざるを得ない気分だった。 そんな展示も明日が最終日です。 |
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| kato-2がそろそろスタートします。「2」というのも「kato」第二段ということで、つまり、同じkato君の第二段プロジェクトということで前回の家具の製作から規模がグンとアップし、今度はマンションリノベーションです。しばらく前にここで少しご紹介していましたが、長い不動産探しもようやくケリが付いたようで、ちょうど今日、メールで「ローンの承認がおりた」との報告を受け、23日に見学に行くことになりました。 |
7月末に最初の相談をもらってから、約5ヶ月で物件を決め、正式計画スタートです。これを長いと見るか、短いと見るかはよくわかりませんが、かなり紆余曲折したようです。最初に僕がご紹介した不動産屋さんにも、結局、選任専売では「期間的に難しい」ということから、お断りをし、kato君は結局あらゆる不動産屋さんに協力をあおぎ、膨大な数から夫婦二人で選定したようです。「どちらかが良い。」ということは決して言えず、きっと人それぞれだと思います。ただ、二人で探す場合に、その過程できっと色々な価値観のすり合わせ、将来の夢へのすり合わせを二人だけでするわけでこれから始まるリノベーション計画の糧になるのだともいます。とにかく、お二人にはこれからの過程をより楽しい時間にしてもらえるようがんばりたいと思います。では、次回はその紆余曲折した不動産探しのプロセスを簡単にご紹介したいと思います。 |
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| 昨日、幼馴染でいまやダブセンスマニアのベーシストであるH君のお父さんからご相談を受け東武野田線江戸川台駅に行ってきました。今はその場所に僕の実家はないのですが、小中高とその付近で育った僕にとってその地が非常に懐かしく、お仕事とはいえ、ワクワク気分で行ってきました。もちろん、つくばエクスプレスに乗って。事務所から約1時間20分。とても昔では考えられない所要時間にびっくり。途中、荒野のような地を通り過ぎるのですが、住んでいた自分すらびっくり。こんな風景があったんだと。 |
確かに、この地域まで来ると駅周辺は住宅地などで栄えているものの、ひとたび駅から離れると荒野のような森や農地だった気がする。人の住んでいないところをうまくつないでできたのがこのつくばエキスプレスなわけで、当然の光景だろうが、流石にその風景を前に「ここが俺の故郷なんだよね。」とえらそうに言うのは、ちょっとはばかる感じで変な見栄っぱりさが気持ちの中におこったのだった。とはいえ、江戸川台駅に着いたとき、なんともいえない懐かしさに感動していた。 さて、お仕事ですが、江戸川台駅前の元歯科兼住居の部分を教会にできないかという相談だった。まだ、色々問題はあるものの、故郷ともいえる場所で仕事をさせていただくことは非常に光栄で、何とか良い結果につなげてゆきたいと思います。では、お楽しみに。 |
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| 昨日、総合定例の後、施主とharamo-2で使用するガレージドアを見学に行ってきました。場所は千葉の大網。中央線の西端から総武線の東端と随分な距離の遠征となりました。駅に着いたら、ラ ヴィ ド プロヴァンスの横浜さんが軽トラでお出迎え。 |
見に行ったものは、ガレージに使用を検討している、ガレージドア用金物。さんざん、ネットで探したのですが、出来合いのガレージドアはあっても金物単体で販売するところが見つからずやっと見つけた一軒がラ ヴィ ド プロヴァンスでした。ニーズはあるはずなのに、なぜ、ここでしか買えないのか釈然としない気分で、遠路はるばる行ってきたのだが、行ってみてその理由がわかった。どうも、金物が曲者でかなり取り付けに能力と根気を必要とするようなのです。清田さんいわく「職人の方が早くに根を上げてしまい、むしろ素人の方が最後までがんばって取り付けてしまいますね]とのことです。つまり、しっかりマニュアルがあって、そのマニュアルどおりやれば取り付くというものではなく、個々のサイズの建具に合わせて取り付けを行うため、一回一回が勝手が違うようなのです。 そういった話、我々、施工をせずに設計のみを生業としている人間は、紙面上で約束できないことは正直苦手なのですが、ただ、この金物の魅力は他に変えがたくそのリスクをとって計画することになりそうです。なぜ、この金物が優秀かというと、①自由に建具の仕様が選べる②跳ね上げたときの出っ張りが少ない。③ローコスト④簡単に開け閉めができると4つ要素が上げられます。この性能によって、我々の描いているガレージライフを実現させます。お楽しみに。 ちょっと余談ですが、その金物の写真を十分見せられない理由があります。というのも我々も撮影の許可がとれなかったのですが、どうやら、某大手DIYセンターが「御社で買うから」と行ってさんざん写真を撮ってゆきながら、結局、勝手にパクッて商品化してしまったようなのです。う~ん、ひどい話だ。そんなもんだから、名前を伏せるべきか、そうでないか迷いましたが、今回はとりあえず、伏せておきます。 |
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| この前の日曜日、スヌーピーライフデザイン展行ってきました。アリタさんのアトリエで生のスヌーピーを見せてもらっていたので、どんな感じになるのか勝手に想像していたのですが、最初はやはりスヌーピー色が強く、コラボが邪魔にも見えましたが、だんだん見方がわかってきて、途中から面白くなりました。いろいろなアーティスト、デザイナー、建築家などジャンルの異なるクリエーターが一同にスヌーピーとコラボする企画展示です。 |
参加者は、草間彌生、深澤直人、生意気、ミントデザイン、アリタ マサフミ、倉科昌高、森本千絵などなど異色の組み合わせに加え、建築家からもクライン・ダイサム,アトリエワン、坂茂とホントさまざまな顔ぶれが参加しています。 この展示、商業面の企画の賢さだけでなく、それぞれの作風が、普遍的なスヌーピーの像を介しているため、表現の差がわかりやすく面白かったです。草間さん、倉科さんなどは投影する先はスヌーピーであってもいつもと同じ手法で攻めるのですが、やはりスヌーピーの個性は強く十分いつもの作品とは異なって見え、「別な草間」「別な倉科」が感じられ新鮮でした。また、深沢さん、生意気、森本さんなどはスヌーピーを媒体にコミュニケーションをデザインしているのですが、ちゃんと感じられることに差が生まれていて、「別なスヌーピー」が見えてきます。また建築家陣は設定から考え直しそこにクリエイションの場をゼロから見つける行為が作品になっています。 と、それぞれの違いが面白かったのですが、やはり、自分がどちらかというと建築家ゆえか、建築家の作品は妙に恥ずかしさを覚えたのでした。やはり、建築家は説明がくどいというかすぐに伝わってこない。他のクリエーターは説明不要で、あっても「ああ、なるほど」という言葉をはさまずにダイレクトに「面白いねえ!」とか「そうかあ?」とかすぐに口から出てきそうで、さわやかでうらやましく見えました。とはいえ、このメンツの中に建築家が3グループも参加するほど建築家の舞台が広がりつつあることに感謝です。 最後になりますが、この展示を通じてはじめて知ったクリエーターが何人かいたのですが、森本さんとミントデザインは興味津々。それから、こんな機会が今後あれば僕も参加してみたいです。 |
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| 先週の土曜日、新築の依頼があり、顔合わせを兼ね、西武新宿線の野方にある敷地を見学してきました。敷地はさほど大きくはないのですが、今まで、僕が手がけてきたものが、意図したわけでもなく、比較的大きな敷地での集合住宅かインテリアの店舗や住宅などで、規模的には両極端だったため、その大きさが、むしろ、自分には新鮮でこれから始まる計画にワクワクしてます。用途はオフィスと賃貸住宅併用の建物になります。 |
| オーナーはお二人そろってフリーでお仕事されるご夫婦です。奥様が上階をオフィスとして利用し、下階を独立したサロンスペースにしたいとことです。きっと、奥様のオフィスは特に無理せずとも良い空間になりますが、一階のサロンスペースはそうはいきません。それをなんとか競争力ある物件にかえることが、まずは大きな課題になりそうです。
さて、立地ですが、駅まで1~2分ところで、この用途には好条件です。ただ、環七が非常に近く、ちょうど南と東に接する建物の敷地が環七から30メートル以内に位置する部分が大半で、それ以内ぎりぎりに高層のマンションが建っています。そのため、ほとんど本計画地の日照がその建物に阻まれています。また、さらに西側の前面道路も4mと狭く西側の建物も敷地に迫り、日照の条件の悪さに加え、視界の抜けが十分確保できないのです。とても好条件とはいえない敷地ですが、一つ一つ問題を解決しながら必ずや良い建物に変えてみせますので、ご期待ください。 では、ゆっくりですが、これから少しずつ進捗状況を報告してゆきますのでお楽しみに! 『野方の小さなビル』アーカイブ |
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| 今年の夏に手がけたフォトスタジオ「shilo studio」がホームページを作りましたので、こちらで紹介します。場所は碑文谷。意外とこの地域にフォトスタジオがないのできっと重宝されるでしょう。ホームページには室内の写真も多く掲載されてます。■ 「shilo studio」現場記録 |
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| 宇都宮大学にいってきました。大学はもちろん、宇都宮も東北新幹線すら始めてでちょっとした小旅行でした。しかし、一回の講演だけですが、交流会などもあって、学生と交わる機会があり、愛着わいちゃいました。でも、同時に僕にはとても先生職など務まらないことも実感しました。 |
さて、その小旅行ですが、距離的には約120kmと大分遠征になった講演会ですが、実は時間的にはあっという間。ホントに新幹線は早いです。そして、車窓から見える風景もめまぐるしく変わります。こみいった都心から郊外に向けて関東平野のドーナツを感じる短編映画のようでした。映画と書きましたが、実はそれを都市を考える一つの映像と見ると非常にショッキングな絵でした。個人的には前日、我ながらか7年間の奇跡にちょっとした感動を覚えながら資料を用意していたのですが、僕が手がけたボリュームなどその映像の中では一瞬、瞬き一つにも相当しない規模だなあと、社会との接点の薄さに小心。自分が日常、世界だと思っている範囲などとんでもなく小さいわけです。数限りない建物が新幹線の窓に張り付いては剥がれどんどん絵は変わるのですが、町並みなどもっての外、ほとんどといっていいほど美しい建物すらないように思いました。 そんな、あっという間の距離も学生にとってはやはり隔たりを感じるようで、自ら都心の学校との差を意識してしまってる子も中には多く、気にしないでがんばってほしい。ただ、やはり教育の中身自体も(一概に距離だけで片付けられないけど)僕の体験とはかなり異なるようで、その気になるのも少しわかった。 一昔前、箱物行政といわれ、地方に多くの建築ができましたが、やはり、地方において文化水準を上げるにはやはり一つの建物より教育の方が有効であろうと短い接触ながら宇都宮大学の学生と話をしていて思いました。というのも、都心ではバリエーションが多く、取捨選択が可能ですが、地方ではそうは行かず、依頼する側、依頼を受ける側双方がバランスよく成長する必要があるのように見えました。 |
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| 眠い。実は昨日久しぶりのカンテツ。とれたら大きな仕事。最後になってだんだん欲が出てきて、ついつい・・。やはり、眠い・・・。さて、お知らせがあります。今週の日曜日、二時半から宇都宮大学で講演をします。「・・が、何を話そう。」というのが正直なところ。どうやら、1時間半ぶっ通しで話すらしいがそんなに話せるかやや不安。 |
僕は昔から前のポッケに手を入れて顎が上がった先生が嫌いであまり学校が好きではない。しかし、なぜ先生になると顎が上がるのだろう? でも、講演ってことはやはり顎を上げるべきか!?それとも上がってしまうのか? さて、話す内容だがまだ何も決めていない。学園祭の関連で設けられた機会のようで、「学園祭のときに僕の話でいいのだろうか。」と素朴な疑問は残るが、せっかく、依頼を受けたのでがんばろうと思う。ただ、今までそんな長時間1人で話したことがなくこれから数日悩むだろう。 それにしても今日は眠い。 |
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| 「うわっ!動いてます。」という入りにしようと思っていたのですが、思わぬ大野君の振りに無視もできず、一応触れておきます。・・と、触れたところで、さてさて、曳家の話です。「うわっ!動いてます。いや、動きました。」家がそのまま。説明を聞いてもあまりの非日常さにリアルに想像できませんでしたが、実際見ると「なるほど。意外とローテクなんだな」と納得させられました。 |
| さて、動かし方ですが、
1) まず建物の基礎はそのまま。つまり、基礎は動かさず移動先に新しい基礎と床下の配管を用意します。それで、既存部は床下の配管などを切り落とし、アンカーのつなぎを取り、基礎と本体を切り離します。ここまでが時間を要し10日~2週間かかります。 2) 次に、土台以上を持ち上げるのですが、持ち上げ方は、油圧式のジャッキを複数使い一気に持ち上げ、その間にかさ上げ用の枕木を敷き詰め、その上におきます。その後、基礎と土台との間にできた隙間にレールを敷きます。そして、建物の下に、滑車をつけ、レールの上に乗っけるのです。これで、1日。 3) そして、そのレールの上を家は曳かれ目的地に向かいます。その曳き方ですが、なんと人間が曳くのです。「えいや、えいや」と。なんともローテクな話に聞こえますが、どうやら引く力よりも、レールの水平度や滑車の耐久重量によるところの方が大きいようです。 と、haramo-2の本体工事着工を前に、無事既存建物は移動され、計画地は大きく開かれたのでした。さあ、いよいよ本工事スタートです。元木君のレポートに期待!! |
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| haramo-2の番外編「曳家工事」が始まっています。今は曳くための段取りをしているところ。8日・9日に実際に建物を動かします。どうやって動かすんだ?って感じですよね。平日ですが、見たい方がいらしたら連絡ください。僕がいるタイミングに合わせてもらえれば見学可能です。もし希望される方いらしたら連絡ください。タイトルに「曳家見学希望」と書いてください。連絡先 |
| 2日から始まった100%デザインも大反響のようで、毎日でも顔を出したいのですが、通常業務の他、最近、この曳家工事の監理を僕が行っているため、毎日のように昭島の現場に行って、Kさんと打ち合わせてます。この曳家工事というもの、リフォームより更に、予想外のことが毎日起こり、その処理に明け暮れているのです。 |
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| 日曜日、元スタッフの坂東くんが一時帰国したこともあり、木原さんのBBQhouseを出してBBQをやりました。今回、複数声かけ人ががいたためクライアントはもちろん、友達すら満足にお声をおかけできなかったこの会。ややここで見せるべきか悩みましたが(すみません。)こんな楽しいことしてしまいました。次回、もっと大きな場所で不特定多数呼べる機会を作りますので、お許しを! |
そのBBQですが、永山事務所と共催で事務所近くの「S公園」で行いました。天気も危ぶまれ、前日まで気が抜けなかったのですが、日ごろの行いがよいのか、雨どころか暖かい日で最高のBBQ日和でした。みんなでおいしいものを持ち寄り思い思いに調理し、たらふく食べ、永山事務所の矢吹さんの誕生日を皆で祝ったりととにかく楽しい一日でした。 あああ。完全に自慢ですね。すみません。 でも、S公園ではホントは火など使ってはいけないはず。それが、その日色々な催し物がいたるところで開かれていたせいか、その賑わいに紛れ、一回も注意を受けずにすみました。 次回はharamo-2竣工の際、haramo cuprumの屋上カフェ、kitchen+café Cu-beを借り切ってやりましょう!その際はここでも告知しますので、よろしくお願いします。ちなみに竣工予定は5月末です。梅雨にかぶらぬよう、スケジュールどおりがんばって進めます。 元木君、よろしくです。 |
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| 日曜日の晩、自宅で貯まった雑用を整理しながら、何を見るでもなくテレビをつけていると、「世界遺産」という番組が始まった。見ようと思って見たことはないが、よくこの番組には出くわす。いつも、偶然ではあるが、見ると「いいなあ。行きたいなあ」と目が釘付けになる。この日も、整理は中断。興味津々。ただ、その興味の具合はその日は少し違った。 |
その日は「タージマハル」を特集していたのだが、実はタージマハルには僕は行ったことがある。いつもなら、見えてくる情報に疑いもなく感心し引き寄せられるのだが、その日は自分の見た「タージ・マハル」とテレビで演出されている「タージ・マハル」との差に、目がいった。 番組ではタージマハルを「言葉を失うしかない。」「一転の曇りもない均整のとれたシルエットと壮大な空間表現」「この想像力は人間の勝利」などなど。ひたすら褒めちぎる。もちろん、言葉だけではなく画面に映し出されている映像もすばらしい。とても同じものを見たとは思えない。 というのも、僕の印象では、視覚的な印象もさることながら、それ以上にそれを取り囲む、環境、視覚以外の四感を刺激する情報に翻弄されていた気がする。匂い、暑さ、音、光、またその周りにいる個性たっぷりなインチキ案内人、自己主張の強い植物たち。完全に建物の印象を周辺の環境の存在が上回っていた記憶がある。もちろん、そこまでにいたる道が取材班とかなり異なっていたのかもしれない。僕は安宿を出て、長い夜行電車に乗り、インチキタクシーと格闘してたどり着いたのに対し、きっと取材班は高級ホテルから涼しいクーラー付の車に乗って来たのであろう。 それにしてもこの印象の違いはすごい。もちろん、マスメディアというのは事実にかなり脚色が加えられていることは周知のことではあるが、それにしてもだ。おそらく、西欧圏の建物であればこのような印象の差はないであろう。まあ、それがインドであり、アジアなのかもしれない。そのとき日本は?というのは当然気になる。どうなのだろう? ちなみに私はこの旅行でタージマハルに一週前についているはずだったのだが、なぜか大きな寄り道をして内戦中のカシミール、しかも凍りつく湖のボートハウスで一週間時間をつぶすことになったのだった。あの寒さはいまだに僕が体験した最高の寒さだ。しかもインドでっていうのがおかしい。 |
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| haramo-2も、いよいよ見積調整が大詰め。契約に向け詳細図を書き足しながら、見積に食い違いがないかをその度に確認していっています。そんな中、すでに図面を見たいというお客様が原茂さん宅を訪れているとか・・。すごいですよね。ネット力。この感じだと不動産屋さんに告知をお願いするどころか、募集をかける前に希望者が決まってしまうような・・・。ということで、そろそろ計画の内容を少しお話したいと思います。 |
上の写真は雑誌penのために描いたパースですが、そこでは扱いが小さかったので、ここで再度お見せいたします。これは断面パースというもので、決して実際にこんな切られているわけではなく、造りをわかりやすくするために切っています。ちなみにこれはAタイプ住戸です。 計画内容ですが、ここは郊外ということで、車があることでより生活しやすい地域になります。そこで、ガレージ付というのを物件の売りにしています。「そのまんまじゃん」と突っ込まれそうですが、ところがどっこい、この周辺の集合住宅はほとんど青空駐車になります。「駐車場の延べ面積不算入」が有効に作用するのはむしろ都心なのです。建築工事費より土地の値段が高い地域でなければ、いくら駐車場の面積が容積として緩和されても効果をもたらさないのです。ということで、屋根付き駐車場を設置するということは必ず引き換え条件が出てきます。通常ならその条件は賃料に影響します。でも、ここでは賃料への影響はほぼ与えず、内装の仕様を引き換えにしました。 で、そのガレージですが、我々は「暗い駐車場」という印象をまず払拭することを考えました。一つの部屋、もしくは大きな玄関に車が置いてあるといった具合にこのガレージを見せられたらとおもっています。また、実際にこの場所は駐車場としては自然光が入り、非常に明るく、そして車一台おいても随分面積が余ります。その余ったスペースを使って住人に家具を作ってもらうつもりです。(もちろん、使い方は庭いじり、BBQ、家出場所・・など、何でもよいですが)そう、先に「内装の使用を引き換えにする」と話しましたが、それが引き換えの条件です。もちろん、最低限の家具はこちらでご用意します。ただ、内部の使い方が限定できず「とりあえず置く」家具は作らず、住人自ら作ってもらい住み手にとって都合のいいように内装に手を加えてもらいます。これは相当賃貸としては斬新な計画です。でも、ガレージハウスというと「このくらいやってこそ」と思うのです。 ただ、ルールとして手を入れてよい場所、そうでない場所を分けます。今のところ手を入れる場所はセパ穴あらわしのコンクリート打ち放しにし、そして手を入れてはならない部分を白い壁にするつもりです。そして、その2トーンがデザインのソースになり、空間の中にちりばめられ面白い表情を作り出します。 ※「セパ穴とは?」 コンクリート型枠を止めるために工事工程の中で使用されるもの。一般には完成時には切られモルタルでふたをされる。私が以前手がけたplantation青山店や青山オフィスではそのセパ穴のネジを利用し家具を作りました。今回もそのシステムを利用できるようにオリジナルアジャスターを考えています。 |
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| 萩原修を囲う「99人のデザイナーと作る未来の本」 |
おそらく、萩原さんの周りには99人をはるかに超えるデザイナーがいるであろう。その中で厳選されたとは思えないが、運よく仲間に入れていただき今回この本に掲載された。ただ、この99人というのがホント様々。すでに有名な方も多くいるが、正直初めて名前を聞く人すら半分以上いる。どんな感じで選出したか知りたいが、聞くだけ野暮であろう。きっと「なんとなく」って答えられて、「そんないい加減に?」と聞き返すと「いや、ちゃんと選んでますよ」と意味不明な返事が返ってきそう。とにかく、まだ3回位しかあっていないのだが、萩原さんは僕の中では非常に不思議な人だ。その萩原さん企画のデザイナー本が出ました。 この本であるが、一度本屋で立ち読みでもよいので見てもらいたい。99人のデザイナーが一人一人見開き1ページで扱われている。きっと、買いたくなる。一人、一人立ち読みで読んでもたいしたことはないが、それもなんだか面倒。かといって、読みきらずには帰れない。そんな心理を読み手に抱かせる本だ。だから、買いたくなる。(と思うのです。) むかし、これに似た本があった。ギャップ出版発行の「CREATORS'FILE」であるが、当時、その本に掲載されることが非常に羨ましく、憧れだった。一冊目は卒業後間もない時期でとても掲載などありえなかった。二冊目では少し自分的にはかすっている気でいただけに掲載の話が来ないままに本屋で出くわしたときはショックだった。そして、「次こそ!」と思っていたところ、3冊目は出ないまま今に至る。だから、今回の掲載はとにかくうれしい。萩原さん!ありがとうございます。 ■お知らせ 「99人のデザイナーとつくる未来の本」に参加したデザイナーの仕事のファイルを10月1日から10日までのプロジェクトである「セントラルイースト東京」の期間中に、展示されるようです。 ■イベント「BOOK BAR 99」 日時:2005年10月9日(日)10:00~21:00 会場:CET-SHOP 千代田区東神田1-2-10泰岳ビル 地下鉄都営新宿線 馬喰横山駅 A1出口徒歩3分 |
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| 雑誌LiVES OCT.&NOV.号「遊ぶ家魅せる家」特集で、現在計画中のharamo-2の計画内容が取り上げられています。模型写真などが掲載されているのですが、原稿製作中は見積中だったので少しドキドキだったのですが、ようやく見積の方も目処が立ち一安心といったところです。 |
| そうそう、出版後、編集部のS氏より、メイルをいただきました。S氏のご紹介で「Panda」のプロジェクトであるリビタさんが手がける「井の頭プロジェクト」に参加させていただいたのですが、あのプロジェクトは思いの他、各所に反響があるようで、その励ましをいただいたのです。
その際に何度かやり取りがあり、昨今のユーザーの話になり、「今の消費者はデザインなどに対して、自分が飽きるスピードを、何となく自覚しちゃってるところがあるんじゃないかと。今、良いとは思うけど、先々をつい“予測”してしまう感じ。」というコメントをいただき、「あ、なるほどね」とかなり、色々最近整理されないでいたことがその言葉によって大分整理された気がしました。 そうなんですよ。「お互い本気になり過ぎない」関係。これが最近気になっていました。 最近、どの分野も色々な意味でレベルも上がり、世界水準になっているような気がします。平均的なおしゃれ度も増している気がします。ただ、音楽などでも八分のヒトの方がブレークする。そして、ブレークし続けられる感じが見ていて、つらい。そして、八分のヒトがラジオなどでさも「分かっている」感を演出しているのはまたかなり滑稽です。 そんな傾向にまたS氏。「ヤンキー上がりっぽいITの関係の人みたいな読者の方が裏切らないんですよね。」といわれたのにも納得。 |
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| 一日、間が開いてしまいましたが、引き続き青森県立美術館の体験記を記します。建物一つで体験記というのもおかしな話ですが、色々他の言葉を想像してもこれが一番適しているような気がするのです。 |
白と土の塊の間を抜けながらB2F、B1F、1F時間をかけて上に上っていく。すると、徐々に土の部分が減り、白が閉める面積が増えていく。次には徐々に白の間から新たな素材である木がところどころに表情を見え始める。最初の頃はその少しずつの変化に「うまく切り替えているなあ」と気持ちよく体験をしていた。 ところが、その変化があるところから、明らかに別人格に変わっていった。デッキスラブや構造である鉄骨が顔をところどころで見せ始め、その出方も徐々に床・壁・天井という建築のわかりやすい構成から乖離し始め、素材に分解されてゆく。柱やブレスが不規則に出たり、仕上げ面の裏側がブレスが顔出す隙間から見えたり、ファサードできれいに扱われていた白に塗装された煉瓦が、塗装されないまま取り付け金物と一緒に見えたり、まるで今までが虚像であったことを示すように分解されていく。音楽で例えるならMMW(メデスキー・マーティン&ウッド)が奏でる、変拍子の感覚的に通じるものがある。ある踊りやすいリズムに安心しきって踊っていると、いきなりそれを裏切るように調子を変えてゆく。そんな時、僕はいきなり自分の腰の重さを体で感じる。「あ!腰が俺の体には付いているんだ」と。そんな感覚を上の階にたどり着いたとき突きつけられた感じがした。 後だから、こんなことを書けるが、そのときは正直僕は混乱していた。どう理解すればいいのか、東京など多人格で形成される町並みなどではよく体験することだが、少なくとも一人格で形成される建築家の建物においてこのような体験をすることはほとんどない。あっても「裏と表」のように二項対立的な安定的な構成か、明らかに統制できず破綻したものかいずれかな気がする。それはいずれもこのような不安感は与えない。 とにかく、僕は混乱のまま、外に出ることになった。外に出たのはおよそ4時半頃であったであろう。最初に見た外観の表情が気持ち赤らんだ表情に変わっており、なぜかその表情を見たとき先の不安感が懐かしいものとして捉えられた。そして、同時に最初に抱いた「狙いすぎ」と思った感覚は消え、愛着すら感じる顔に見えていた。 と、映画を見たときのようなストーリー性ある豊かな体験をこの建物において感じることが出来たわけだが、正直このような感覚は僕としては初めての体験で、「もっともっと建築は面白い」って思えたのだった。ただ、オープン後は当然ながらバックスペースに境なく入ってゆくことは出来ないわけで、それぞれパーツパーツとして見られることになるであろう。そのとき、また、どのように見えてくるのかまた楽しみである。 と、ここまで色々と体験し感じたことを書いてきたが、皆さんにどの程度この文章で理解してもらえたか、かなり自信がない。でも、その辺はもっと美しい文章をかける人に任せて、僕はこの肥やしを今後の作品の中で展開していきたいと思った。 あ、最後になりますが、 テツヲ君!やっぱり、あの鏡の部屋はわからないや。 |
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| 土日を使って、青木さん設計の青森県立美術館をまもなく竣工ということでお誘いをいただき内覧会に行ってきました。非常に感動しました。この物件、私の大学のクラスメートの西澤徹夫(以下テツヲ)が担当したということもあり、「青木さんスゴイなあ」というよりも「う、やられた」というのが正直なところ。悔しいですが、非常にいいモノを見せてもらいました。さすがに大作ということで二回に分けてアップします。 |
最後の大きなコンペといわれたこのコンペを青木さんを勝ち取ったのが6年前。その頃、青木事務所に入ったテツヲは早速青森美術館要員として配属され、その後、青森に旅たった。それから、実際はかなり年月が経ったであろうが気が付いたら完成していた。 我々スキーマのメンバーは前日夜中から車を走らせ、約7時間、予定よりも早い12時頃に現地に着いた。駐車場に車を止め、現地に歩いているうちに白い塊が目に入ってきた。巨大である。そして、変な窓。「狙いすぎじゃないか」と心の中で思った。取り急ぎ、受付のスタッフに挨拶をし、1時間ほど待合室で待つことになった。そのため、案内前のテツヲと直接話が出来た。「5年の成果」を問われる機会でもあり、そのとき、彼は非常に緊張していた。いきなり、言い訳を言ったり、ソワソワしている。そうこうしているうちに続々と同世代の建築家が集まってきた。おそらく、二百人くらいいたのであろう。その様子を見ていたせいか、それともこれから巨大なものを見るせいか、よくわからないが僕も緊張してきた。 さて、1時半。内覧会が始まった。集合場所の裏側がメインエントランスになっていて正反対の位置までぐるっと歩いた。「う~ん。ヤハリ窓が変!」依然その感想は変わらない。そして、中に入った。中に入ると狭いエントランスホール。「エントランスを仰々しくしたくない」とのテツヲの説明があったが、やはり「狙いすぎじゃないか。」という感想は変わらない。それで中に入った。思わず「うわ~!」僕も含め、皆が期待通りの声。この時点で先のエントランスへの感想は訂正していた。 その後、B2およびB1を回遊する中、コンペのときの青木さんのスケッチから生まれたダイナミックな白と土のかみ合う空間を体験し、興奮状態。途中色々変更があり隙間が中途半端になったなど変わったところもあるのだろう。でも、僕にとってはこの質の空間を体験することが始めてで、その差をどうこう言う視点すら持ち備えていない。とにかく、面白い。また、そのボリュームに取り付く階段、照明、サッシュなどディテールもすごい。部屋の用途、天井の高さによって統一できないのであれば統一できないなりに統一感を設定している照明計画。開口部がそれぞれまちまちであるため、部分的に無目が入ったり、構造上ドアの枠が出たりと統一が図れないのであれば最初から統一しないという開き直り。どうやら、同じ形状の枠はないらしい。階段部も構造上必要となるジョイント部を意匠上のリズムに変換。とにかく気持ちがいいほど既成の考え方を打ち壊してくれている。これも最初の青木さんのスケッチが導いているのかもしれないが、それに対する答えも気持ちがいい。 |
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| ずいぶん難しいことを「書く」なんて言ってしまったものだ。しばらく前に、永山さんからお誘いをいただき、永山さんを主賓にした、座談会に遊びにいかせてもらった。この手の会としては珍しく居心地の良い会で楽しんで帰ってきた。その勢いで永山さんのサイトのbbsにお礼を兼ねて「うちのサイトで感想書くね」なんていってしまい、引くに引けなくなり、今日このタイトルでテキストを書くことになった。 |
永山さんとはかれこれ10年くらいの付き合いになるのだろうか。大学のときに建築事務所であるシーラカンスのバイトで知り合ってからの関係だが、これまで色々と遊んだり、仕事してきた同世代同業種の仲良し仲間だ。そのため、色々永山さんの作品は見てきたが、いざそのへんの感想をまとめて書こうとするとなかなか感想がまとまらない。もともと、同業種作品を語るのは難しいものだが、こと永山さんのものは感覚的には理解できるのだが、なかなか言葉にするのが難しい。そんな苦しいところだが、とにかく、がんばりすぎてラブレターみたいにならないよう書いてみたいと思う。 その会というのは同世代の身近な仲間がfooというビルのフリースペースに集まり、永山さんが偏光フィルムを利用して作った「ルイヴィトン京都大丸店」ファサードでロレアル賞という賞の奨励賞を取ったというので、その際に作った映像を含め永山さんの青木事務所卒業後、4年分の作品をスクリーンに映しながら、ぺちゃくちゃ語り合う会だった。その会、ライフアンドシェルターのお二人、pointの長岡君、isshoのお二人、永石くん、磯さん、寺田さんなどなど顔見知りばかりが集まり、リラックスした雰囲気の中、色々永山さんの作品を中心に話がされた。改めて永山さんの作品の説明を本人から聞いているうちに10年くらい前に見せてもらった作品を思い出した。 大学の頃、永山さんの作品をポートフォリオなどで見せてもらったことがある。(その内容の一部が上でのせている画像)その頃僕は、これをどのように見るものなのか正直見方を困っていた。「ここはこうでね。こう見えるんだ。こんなのあったら面白いでしょ?キャハハ」なんていわれて。ぼくは「え?こんなのってどんなの?そんなこといわれても、これが建築の作品?それとも写真としてみるべきなの?どう見ていいんだよ!それを楽しそうに話している君自体は面白いけど、その作品自体は俺にはよくわからん。」なんて思っていた。でも、見せてもらった作品郡を通して初めて10年前に見せてもらった作品の意味や本気度合いがわかった気がした。 そこにつながるきっかけが、その会では印象的なコメントだった「映像に嫉妬する」という話で、どうやらめまぐるしく、且つ自由に展開してゆく「映像」に対して日頃から興味を持ち、その自由さに嫉妬すら覚えているというのだ。その話を聞いて一瞬「あ、そういわれてみると、ルイヴィトンだけではなく他の作品にもその感覚が共通に表れている」と思って納得し帰ってきた。
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| 土曜日、高校からの友人である>K氏と、不動産屋であるトランジスタの木村氏に会った。K氏が結婚するに当たり、中古マンション購入を検討をしており、その相談を僕では対応できないので、木村氏に相談をお願いしたのだった。 |
木村氏とは以前、sollaboration展をやっていた頃に、屋上の物件を探すのに人から紹介をされお会いしたのがきっかけでその後、数回、物件の紹介をお願いしている。僕が木村氏を慕っている理由であるが、意外とそれが簡単なことで、細野晴臣が率いる>デイジーワールドの立ち上げを手伝っていたことがあるという単純なことである。しかし、その一見不動産屋と全く関係のない理由であるが、僕にとっては非常に意味深い。もちろん、僕が細野晴臣を好きだということもあるが、それ以上に右も左もわからない新卒の時期に不動産屋のスピリットを叩き込まれ「不動産屋とはこういうの」と教わり、疑いもなく不動産屋を続けている人とは異なり、言葉悪いがあまり売れそうにない、そして、よい曲(スピリット)を本気で売ろうとしている集団の中で働いていたというのがすばらしい。その時点ですでに我々モノづくり色の強い建築家と意思を共有できる気がする。 また、さらに好感を持てるところとして、「今度は建築をプロデュースしたい」という欲求から「建築プロデューサー」を志したものの、やはり、その視点からすれば硬派である「不動産屋」を肩書きに選んだところが、また皮肉れていて面白い。 と、随分と褒めちぎったが、やはり最終的には不動産屋さんですから結果あってのこと。がんばっていただきたい。この計画だが、僕が設計でかかわるかは予算合ってのことなのでわかりませんが、中古物件を探すという空間作りの第一歩にご興味ある方も多いでしょうから経過を可能な範囲でお伝えしたいと思います。 次回は自分の高校時代の様子も兼ね、K氏の話をしたいと思う。 |
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| リンク追加しました。目を見張る(目を塞ぎたくなるような)クリエイションのレベルの高さ。是非、ご堪能あれ。我々もがんばります。 |
c-a-p patrickjouin piawallen bouroullec maxfraser. moormann 明日はharamo-2の見積アップです。 |
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| 先週末、ようやく実施設計をアップし施工業者8社に見積もりをお願いしました。さすがに我々もへとへとでしばらくこの日記のアップを怠りましたが、今日から再開です。よろしくお願いします。また、お盆の代休を交代で採るつもりで、まずは担当の元木君が先行し休みをとっているため、haramo-2のレポートを僕が変わりに書きます。そうそう、上の写真は最近作った模型でオープンデスク中林さんの力作です。 |
さて、今週は見積もりに関してお話します。今回、少し見積もりの取り方で工夫をしています。本件、何度もいうように地域柄非常に建設コストが問題になります。というのも、賃料相場が都心に比べて非常に安いのです。たとえば本件のAタイプですが、占有面積が駐車場にも使えるガレージ面積込みで約90m2(内室内面積:60m2)ほどあるのですが、賃料は約11万円と都心では考えられない金額です。その信じられない加減がそのまま建設コストにひびいいてきます。したがって、この地域ではデザイン性を上げることや、駐車場を躯体内に取り込むことが禁じ手ともなっているのです。実際、大手のデベロッパーや都心で活躍するデザイナーズマンションプロデュース会社はこの地域に手を出さないことがそれを証明しています。 かといって、地域の人はそれで満足はしません。雑誌、テレビなど、見ているものは当然都心と同じでデザインされたマンションを知っています。また、郊外だからこそ車は必須なのです。車を趣味として楽しみたいのです。他にはガーデニングや日曜大工など都心ではスペースの問題でなかなか自由にならないことこそ、この郊外では出来るのです。 そこで、我々は「果たして、その地域賃料相場とクオリティーの間にわずかでも余地があるのか」という実験をこの物件で行っています。そのために、見積もりの取り方も一方的に図面を押し付け、それを施工業者一つ一つはじいて合算し、その金額を比較し施工業者を決める一方通行的なやり方では納まらないだろうと考え、一般的な見積もり後、想定内に収められるであろう業者の中から2~3社選定させていただき、その後2~3週間掛けてミーティングを繰り返し契約条件をお互いがお互いの手の内を見せてより合理的な条件にまとめ上げ、その中から一社設定するつもりです。 はたして、この見積もりを最小単位まで分解する方法が、良い結果を結ぶかどうか我々にとって実験です。ただ、一方で我々が行う内装設計ではほとんど見積もりを分解しつくします。もちろん、小規模であることから可能ということもありますが、モノを作るという純粋な視点としてはその方が余計なところに神経を注ぐことなく、気持ちが良いのです。また、このharamoプロジェクトの今後のことも考えると地域柄一度かっこたる方法論を確立しておきたいというのも施主、我々設計側ともどもあるわけです。もちろん、事業計画やデザイン性も同じことはいえ、その辺も時期をみてお話させてもらおうと思います。 では、いきなり長くなりましたが失礼します。 |
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| haramo-2の実施設計に負われる日々が続き。今年はお盆も完全返上です。そんな中、碑文谷スタジオは順調に工事は進んでいます。 |
最近、この現場に来て、監督である石塚さんと話をするのがちょっとした息抜きになっています。土曜日も夕方お邪魔しました。予定通り、巨大なサッシュに巨大なガラスがはめられていました。どうやら、ガラス1枚で180kgあるそうです。サッシュ枠も入れれば一枚あたり200kgをこえます。今回は取り立ててコンセプトはないのですが、その巨大なサッシュのおかげで非常に気持ちの良い空間になっています。ノーコンセプトのせいか、いつも完成間近に自作に抱く嫌悪感というものが本件では全く感じません。良いのか悪いのか分かりませんが自分としては非常に新鮮な体験です。「こんな事務所だったらいいなあ」と友人の事務所に行ったときのようにサラッと口から出てくるのです。不思議な感じです。今までほとんど一作一作新たなことを考えそれを形にしてきたわけで、もしかしたら、「そうじゃなければならない」と思い込み過ぎていたのかもしれません。ま、もちろん反省もあるし、嫌悪感を抱くような思い込みの強い作品もどんどんやりたいですが。 |
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| 今日、また碑文谷の現場に行きました。haramo2の施工会社候補との面談に時間を取られ、行ったのが夕方だったため、写真はとれず、上の写真は一昨日のものです。 |
さて、現場ですが、随分出来てきました。superrobotさんに製作してもらった建具もガラスは入っていないものの設置されていました。ホントにデカいです。あまり、見ないスケールにビックリ。きっとガラスが入ったら、もっと迫力が出てくるのでしょう。明日、ガラスが入るようなのでまた近いうちに写真をつけてご報告させてもらいます。 |
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| 今日は早起きをして、haramo2の図面と格闘した後、真昼間に碑文谷の現場に行ってきました。歩いてもたいしたことない距離なのですが、そんなわずかですら今日の太陽は体にこたえます。現場に着いたら月造さんの鮫島君が汗だくでお出向かい。天井の抜かれた二階で面倒な壁紙剥がしに奮闘していたようです。ビショ濡れになったT-shirtsにオーバーオール。2階に上がるとクーラーなどなく40度くらいはありそうな部屋を見て納得。 |
さて、進捗状況ですが、ほぼ造作壁が仕上がり、塗装工事に入っています。今回の塗装は天井塗りがあるため吹きつけ塗装で色を撒き散らすことになります。そのため、どんな暑くても締め切り状態で塗装になります。まだ、一階だから耐えられるのでしょうが、二階になったら大変です。塗装屋さんがんばってください。 さて、意匠的な話ですが、現場の途中段階というのはいつも思うのですが、カッコイイ。なぜだろう?もちろん、仕上がっても良いものをデザインしているのですが、仕上がったものというのはどうも「はい、出来上がりましたよ。見てください。ここですよ!」といわんばかりに鼻高々なところがあり、特に自作ではしばらく距離を置きたくなる。しかし、工事途中というのは、見せることを想定していないためか、色々なものがあらわに見え、その押し付けが全くない。言い方を変えれば、工事途中の空間には無数の情報量があるのです。そのためか、見る側はその情報を追うことになり、自然と360度見回して歩き回りたくなるのです。これが良いと感じる理由かもしれない。 今回もこれがオフィスだったりしたら、これでよいような気もします。この、ラフな空間にミニマルな家具。たとえばジャスパーモリソンの白いデスクなどが整然と置かれたらカッコイイ。おまけに床だけはしっかり艶が出るまでワックスで磨いたフローリングが惹かれていてもいい感じだ。すべての物件でこんなことが通用するとは思いません。でも、こういった途中で終わらせる空間もたまにはデザインしてみたいと思うのです。お客さまに進めるのはなかなか難しいので、次に我々が事務所を移し、手を掛けることなどあればそんな空間にしてみたいなと思った今日の現場監理でした。 |
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| 先週土曜日、haramo cuprum3つある屋上の最上階で、昭和記念公園の花火を原茂さんのおばあちゃんを囲んで見てきました。そもそも、この場所、お婆ちゃんが大の花火好きで「花火を見られる場所を作ってほしい」という要望にこたえてつくったところで、この日は一年に一度の晴れ舞台だったのです。 |
立地的には、昭和記念公園から少し離れていて、地響きが伝わってくるようなところではないのですが、中神で一番高い(?)ところにある屋上なので全く障害物はなく、正円の花火を真横で見ることが出来、一味違う花火の楽しみ方が出来ました。 そして、花火を楽しんだ後は、もう一つの屋上であるkitchen+cafe Cu-beに降りて行き、花火の余韻を楽しみながら、また飲み直しました。やはり、夏の屋上庭園は自画自賛になってしまいますが気持ちがいい。こんな場所は都心にもないですね。花火大会の日だからということも少しあるのでしょうが、店内および屋上に並べられた椅子は満席。おそらく地元の人も同じように感じ、なじんでくれているんだろうな。当初、不動産屋に「こんなローカルなところで飲食なんて無理だよ」「ましてや、屋上でしょ?この地域では路面以外お店は成り立たないよ」といわれていただけにうれしい。もちろん、オーナー久住さんの努力あっての話ではあるのですが。 そうそう。そういえば土曜日「blog面白いし、cafeにはいいんじゃない」と進めたら、早速、久住さんblogつくってます。翌日にはつくったようです。流石です。微力ながらこのサイトでも応援させてもらいます!!夏の間に、お近くの方是非遊びに行ってみてください。 kitchen+cafe Cu-beオーナー久住さんのblogページ お問い合わせ先:kitchen+cafe Cu-be |
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| 日曜日に群馬に行く機会があり、前から行ってみたかったヨコミゾマコト氏設計の富広美術館に足を伸ばして行って見た。この富広美術館だが、かなり型破りな美術館で、ホワイトキューブという美術館の定式化されたスタイルを完全にひっくり返している。径の異なる、そしてテクスチャーも異なるシリンダーを微妙に重ね合わせながら複数束ね、それを正方形の型でくりぬくという明快な空間構成になっており、ホワイトキューブに変わるユニバーサル性を志向し計画した建築である。また、その明快な空間構成は順路というこれまた定式化された美術館の動線計画をも覆し、「ランダムアクセス可能なシーケンシャル」さをもつ動線が生み出されており、個々に自由な順路を楽しむことが出来る。 |
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・・と、ここまでの話はやはり雑誌などで直接ヨコミゾさんの説明を読むのをお勧めしたい。ぼくはそういった話とはまたちょっと違う視点で発見があり楽しめたので、その辺の話をしたい。 筒状の空間自体は、意外にも、あまり違和感がなく、あえて言うなら筒状の壁に沿って連なる人の列が四角より「行列」感が出て、ちょっと滑稽で面白かった。しかし、僕が一番興味を持ったのは、互いの筒が重なり合い開口部になっている部分だった。なんと自分が立つ円の内部から隣の円の中を覗くとその開口部分が鏡の中のように見えるのだ。非常に不思議な感覚だった。その理由として開口部が二つの筒の壁が鋭角に交わって出来ているため、その部分に厚みがないことが上げられると思う。また、通常距離感をパースペクティブなどで認識しているところ、円という見慣れないものによってその感覚が狂ってしまうのも原因であろう。それから、きっと壁に沿って照明があるため開口部の先が手前の壁に比べて鏡の中の暗さに似てそのように感じたのかもしれない。とにかく、いろいろな現象が重なってその不思議な体験が得られたのだった。ただ、もしかするとテクスチャーを個々の部屋で変えずに均質であったら、(ヨコミゾさん本人は当然望まないであろうが、)もっとその現象を面白く体験できたのではないかと僕自身はテクスチャーの違いが鼻に付いただけにそんな不満も残った。 とにかく、書き出したら切がないほど、好きな部分も嫌いな部分も含め色々と考えさせられた建築だった。ヨコミゾさんといえば、芸大の14代前の先輩で学部4年のときの課題でゲストクリティックとして学校に来てもらい公表をいただいた経験があり、何となく近い存在に感じており、今後も機会があれば色々作品を見せていただきたいと思ったのだった。 ヨコミゾマコト 東村富弘美術館新築工事
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| 現在、昭島市で計画中の来春完成予定の賃貸集合住宅『haramo第二弾』ですが、少し完成予想図を描いてみました。まだまだ、計画中で、確定ではありませんがこんな絵を描きながらより良い賃貸マンションのデザインを検討しています。今月末、実施設計アップのつもりでいるのですが、少し計画が遅れているため、ここ数日は、このプロジェクトにスキーマ総動員で取り組んでいます。その奮闘の様子は、少し落ち着いたところでスタッフ元木君に報告してもらいます。そこで、今日は少し簡単に物件概要をお話しさせてください。 |
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デザイン概要に関しては、もう少し計画が進んだ段階でお話させていただきますので、今日は物件概要です。この建物の構造はRC造です。地上3階建の全戸メゾネットタイプです。間取りはは大きく分けて3タイプの住戸があります。まず、南側の棟には1~3Fまでのメゾネット(Aタイプ)が8戸。北側の棟は1~2Fメゾネット(Bタイプ)と2~3Fのメゾネット(Cタイプ)がそれぞれ4戸づつ入っており、計16戸の計画となっています。 <タイプ> ・Aタイプ/住戸約60m2 +駐車場25m2+専有庭+(屋上) ・Bタイプ住戸約40m2 +専有庭 ・Cタイプ/住戸約40m2 +バルコニー+(屋上) それから、いくつかharamo絡みでご報告させていただきます。 ■雑誌掲載 先日、雑誌LiVESの「眺めのいい家」特集でharamo cuprumが取り上げられています。 詳しくはこちらから ■haramo.jp オーナーである原茂さんも正式ドメインをとり、ホームページ"haramo.jp"を開局させています。原茂さんのBLOGとご一緒にお楽しみ下さい。物件の問い合わせなどはこちらのサイトが窓口になります。 haramo.jp 原茂さんBLOG
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| LINK追加のカテゴリーを設けてみました。このDIARYですが、いまだどんな線でまとめるか迷っているのですが、一つweb上のサイトを利用してクリエーターを紹介していくのは僕としても発見があり面白いのではないかと思ってこんなカテゴリーを用意しました。そこで、今日はというとストックホルムの「FRONT」という女性4人のデザインチームのページを追加し、ついでにご紹介させてもらいます。 |
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Frontのホームページ FRONTは主にプロダクトを中心にデザインするチームのようです。どの作品も、動きを感じ非常に面白い作品が多いです。プロダクトというモノ、いい意味でも悪い意味でも全て視野にはいるため、どうも完結しやすいのです。そんな中にも当然いい物もありますが、それが最近のプロダクトの主流になっていて、どうも予定調和的にオチを設定するデザインが多いような気がします。そういったモノを一つ眺めるのは、楽しいのですが、それがたくさんとなると、どうも息苦しくなります。その辺に関して気にはなっていたものの、踏み込んで考えたことはなく、Front作品をみて少し考えさせられました。 女の子の一見意味のない会話の中から刹那的に浮かび上がる共感というモノがあると思います。これは僕の勝手な解釈ですが、彼女たちはそのようなものを逃さず拾い上げ、それを即座に、そして巧みにデザインに落とし込んでいような新鮮さが彼女たちの作品には感じられます。 さらに彼女たちの興味深いところは、その共感がグローバルであろうとローカルであろうとあまり、その差に価値を見出していなさそうなところです。中でも、animalシリーズは面白いですね。「これだ!」みたいな押しつけがないためか、どんどん想像が膨らんでゆきます。まず、ピックアップしているanimalが面白い。「なぜ、こいつらを?」と思うほどそれぞれに脈略がない。さらにそれらの取り上げ方が微妙にストライクゾーンを掠めているような感じがまたさらに面白い。とにかく、彼女たちの作品を見ていると、「こんなのもいいじゃん」「あんなのもありだね」といった具合にどんどん想像が膨らむのです。もっともっと素直な視点を持つべきですね。 また、気になったサイトに出会ったらこの場を借りて紹介させてもらいます。ではでは。 |
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| いやいや、買ってしまった。『セイントオジサン / でスチャ』。「ちょっと、出てくる!」なんて偉そうに言って、近所のレコード屋に直行。最後の一枚しか残っていなかったのだが、無事GET!良かった~。先週からずっとほしくてやっと買いました。 |
| これ、これですね。
僕も三十路をとうに越しているのですが、どうも向かう先が見えなかったんですよね。
(というか、見たくなかったというか。)
でも、これならいいかな。かっこよくはないけど、らやましい。
なんといっても、楽しそうだもんね。
もう既に五周目。今日はハードリスニングです。 |
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| 木曜日は建築界の諸先輩方の作品を多く見ることが出来ました。二つ、展示をはしごしました。夕方、乃木坂に立ち寄った際に佐々木睦朗さんの展示『FLUX STRUCTURE』をまず見ました。その後、青山にあるスパイラルで開催された『Extreme Eurasia』という愛知万博に絡んだ展覧会のオープニングパーティへ顔を出し、数ある展示作品を見てきました。 |
| 「FLUX STRUCTURE」に関しては、あまり見たまま無責任に発言しても誤解があるので、展示のために作られた本を読んだ上、改めて感想を書こうと思います。したがって、今日は『Extreme Eurasia』の中で気に入った作品2点ピックアップし、紹介かねがね感想を書きます。 一つ目は隈研吾氏の作品で、ボール紙を一定の単位で切り欠いていって縦横に組み合わせて格子を作っています。それだけならばいつもの隈さんのお家芸といった感じですが、実はそのあとが面白い。二方向に組まれたものではボール紙ということで構造としては頼りなく、屋根はもちろん壁自体もきっとふにゃふにゃになるのであろう。そこで、隈さんはその格子の中にピッタリハマるスチロールを適当に差し込んでその面を固め、屋根まで作り小屋を形成しているのです。非常に面白い。おそらく、発想の立ち位置は異なるのですが、最近スキーマで取り組んでいるCCDの発展のヒントにになりそうで、特に興味を持ちました。CCDというのは3次元方向に面材クロスさせアイガキで組むのですが、どうしても3方向目が組むときにイレギュラー要素となり困ります。いくつか、その対処は今までも考えてきたのですが、今回の隈さんの作品を見て考え方のヒントをもらいました。もう少しその3個目のイレギュラー要素をポジティブに受け入れ、別なキャラクターとして発展させればよいのだということを。なるほど、なるほど・・・。 二つ目は青木淳氏の作品です。これはステンレス円柱があり、その下1/4程度が磨かれミラーになっています。そして、その下になんだかいびつな形をした建築写真がプリントされた絨毯がひかれています。そのいびつな形は、実は円柱への映りこみの湾曲を元より計算し作っているもので、円柱に映りこむと本来あるべき形の建築写真を見ることが出来るのです。誰もが、経験的には当たり前に知っているがあまりにも日常的で考えたことのない、現象を丁寧に読み解き、その現象の原理を逆さに利用してデザインしています。流石ですね。モノとしての存在感もあのスパイラルの大きな吹き抜けに対して、明快でいい感じでした。青木さんとは以前、プロジェクトを共有させていただいてから、ときたま、交流をさせていただいているのですが、浮き足立っているときなどにお会いすると、直接言われるわけではないのですが、なんだか「そんな遠くを見ないで足元や、身の回りをじっくり見なさい」と暗にいわれている気がするのですが、この作品にも同じものを感じました。(あ、別に説教臭いというわけではないですよ。)さらに、昔からつきあいのあるのんちゃん(永山紀子)が担当して作ったと聞いてさらに気に入っています。 |
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| 今日は新プロジェクトのご紹介です。倉庫のリノベーションです。物件は碑文谷公園の裏手で立地としても好条件。この地域でこれだけ大きなスペースがそのまま倉庫として放置されていること自体がかなり珍しく、探してもいない僕がいうのも変ですが掘り出し物件です。クライアントのM氏が長い期間を掛け探し出したものです。M氏は写真家でリノベーションしフォトスタジオとして利用するため、我々にその設計を依頼されました。 |
| 僕もフォトスタジオを手がけるのは始めてで、とにかくM氏の言うことを注意深く聞いてきたのですが、フォトスタジオの計画は少し特殊です。基本的に今回の計画では主張しないデザインに徹する必要があります。もちろん、特殊解に答えるフォトスタジオもあります。家風、ロッジ風、カフェ風というようなある生活シーンを想像させる空間です。つまり、フォトスタジオといっても一通りではないものの、上記のような用途を想像させる空間は改めて計画するものではなく、すでにその用途として使用されている場所を利用すればよいもので、今回のようにリノベーションとはいえ、もともとの空間に写真栄えするような用途の個性がない場合、より個性を消して後から入るものによって色付けがされる空間作りを目指す必要があります。 さらにフォトスタジオで撮られるような写真では空間がメインではなく、やはり被写体がメインであるから、さらにその傾向は強くなります。近いところで言えば作品がメインの美術館のようなホワイトキューブですが、フォトスタジオの場合、ファインダー内に納まる空間が最終成果物であることから、その辺で美術館とはずいぶんとまた性格が異なります。フォトスタジオの場合、メインのスタジオにいたる動線上で空間演出する必要はなく、極端な話、ファインダー内に納まる部分だけ気にすればよいのです。被写体としてのモデルにしてもプロであるため、いくら門が立派であろうが、トイレが立派であろうがそれでこのスタジオの価値は変わらないのです。また、町を歩く人を引き寄せる必要はないので、看板としての機能も必要ありません。とにかく、最終青果物がファインダー内に納まる空間であるということがフォトスタジオの計画の大事なポイントとなります。 そんな中でも、ひとつM氏が最初から希望されているのが自然光です。一般の住居でも、カフェでも、美術館でも許されない巨大な自然光を作りたいというのです。つまり、造作物でフォトスタジオの個性を出すのではなく、空間に対する影響力はあるものの、存在を主張しすぎない光で個性を引き出すことを狙うわけです。それがこの計画の最重要課題となります。限られた予算の中でどれだけ効率よく開口部を設けることができるか我々の力が試されるところとなります。 と、ここまで書いてみて本プロジェクトにおいて自分がやるべきことが見えてきました。 そろそろ、デザインを始めてもよさそうです。 |
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| 今日、BBQhouse Project!というDMが届いた。なんだか音の響きは楽しそうだ。木原さんという芸大の後輩でもある女の子から送られてきた。木原さんとは去年一度多摩川でのBBQであったことがある。とにかく手際よく、そして楽しそうにBBQを用意する子で印象的だったのでよく覚えている。しかし、今度は何をするのだだろう?でも、もらったDMだけではよくわからない・・・・。 |
| それで、DMにあったホームページを見てみてなんとなくわかったのだが、どうやらBBQ好きが高じてどうも卒業制作でもBBQをテーマにした作品を作ったようなのだ。それが左の写真の小さな小屋だが、とにかくかわいい。そして、小さい写真だが覗きこんでみると、どうもこれはBBQをする場所のようだ。家族三人くらいでちょうどよさそうだ。うちに庭があればほしいくらいだ。 で、それをどうも屋外展示しながらBBQをする。そんな企画のようだ。そして土曜日などはワークショップなどもするらしい。会期は今週金曜日から日曜日まで。(梅雨だが大丈夫か?心配) と、ここまでようやくわかった。作品もそうだが、わかりづらい案内を送るのもさすが芸大生!でも、それが功を奏したのか、完全に僕の気持ちは持っていかれている。是非、皆さんも行ってみたらいかがでしょう。(雨大丈夫かなあ?) |
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| 昨日の夜9時半頃、僕はキャンドルナイトということで、近くの世田谷ものづくり学校のアリタ マサフミさんのところにお誘いいただき、遊びにいっていたところ、携帯がなるので出たら、ご近所の設計事務所、トラフの鈴野君からでした。「今、時間ありますか?」もちろん「大丈夫だよ。」と答えたところ「いまから、事務所に遊びに行っていいですか?」と。それから3時までトラフ二人とライターの加藤さんとのお話は続いたのでした。一見非常識な時間帯のようでですが、逆にこの時間の来客のほうが我々も助かったりする。建築事務所のゆがんだ習慣ではあるが、こうでもしなければなかなか交流することも出来ない事情が建築事務所にはあったりする。でも、とにかく面白い話が出来、また刺激をもらったのでした。 |
| トラフの禿君とは、当時禿君が青木事務所にいたとき、青木壁のリノベーションで窓口的なことを担当してくれ、それ以来のお付き合いなのですが、どうも彼らとはいろいろな仕事でかぶっているようです。彼らいわく「トラフが関係するところには先にいつもスキーマがいる」というのです。今、トラフが手がけているオフィスがあるのですが、そこは4年ほど前に別な会社ですがスキーマ初のオフィス計画をしたところで、パースなど見せてもらったのですが、なんだかとても他人事ではなく真剣に見てしまったのだが、なかなか天晴れな感じでした。それから、最近彼らが手がけているマンションのリノベーションがあるのですが、これもこの前、スキーマで手がけたpandaと同じ建物で、まさしく今工事をしているようで完成が楽しみなところです。それと、去年スキーマも出展して優秀賞をもらったJCDという賞があるのですが、それに今年トラフが出展したようで、どうもそこでも同じ優秀賞に選ばれたようです。確かに短期間でかなりの確立でかぶっています。きっと、この関係は前後することはあっても変わらずもっと頻繁になるような気がします。とはいえ、彼らのスキーマにはない優れたところはやはり作品を広く多くの方に知ってもらうための働きかけ、デザインの仕方を知っており、その辺は非常に感心させられ、学ぶべきところが多いです。 折に触れてこのように身の回りの建築家やクリエーターを紹介していきたいと思っています。というのも、建築家では一時期「30代建築家」という活字を雑誌など色々なところで目にしました。代表するところでは塚本由晴さん、みかんぐみ、手塚貴晴さん、インテンショナリーズなどがいるのですが、彼らはそろそろ40代なのであろう。それなりに年月は経過しているものの、今改めて「30代建築家」というくくりで我々の世代をまとめるにはまだまだそのくくり方は古臭く感じてしまうタイミングで非常にタイミングが悪いのです。実際の人数や作品数は僕らの世代の方がきっと多いのに先を越されているばっかりに不遇な感じがします。でも、実はこのようなことには僕は慣れっこで、僕の世代はいつも過渡期なのです。たとえば、女子大生ブームと女子高生ブームのはざま、そしてヤンキーとチーマーのはざま、管理教育とゆとり教育のはざま、バブルとバブル後のはざま、建築至上主義とIT至上主義のはざまなどなど。まあこう見ると、変化に動じない世代なのかもしれません。とにかく、そんな世代をゆる~くでもネットなどでつながっていければと思って折りに触れて仲間を紹介したいと思います。
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| 水野薬局ルネオフィス“cross contour office”プロジェクトのWORKSをアップしました。このプロジェクトは水野薬局3つ目のプロジェクトです。一回目が患者と薬剤師を結ぶ大事な場を担う投薬カウンターの計画。二回目がその場を支える水野薬局中枢部であるヘッドオフィスのリノベーション。そして、今回が薬剤師を陰で支えるリバティーシステムという薬局専用オペレーションソフトを開発するエンジニアのためのオフィス計画です。 cross contour office |
| 前計画のヘッドオフィスが完全フリーアドレスのアイランド形式のオフィスに対し、今回はエンジニアのためのオフィスということもあり、壁側により、すべて専用デスク化し、程よい穴倉感を演出しました。また、物件の条件として前回は自社ビルであったため床・壁・天井までデザインしましたが、今回は賃貸ということもあり、「原状回復」を条件にデザインしました。 cross contour office |
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| さてさて、先日に引き続き水野薬局のルネオフィスでのプロジェクトを通して考えたことをつづります。前回はDTA(デスクトップアーキテクチャ)というそのプロジェクトにおける特殊な工程に関して話をしましたが、今回は形態操作に関してです。今回のプロジェクトではスキーマとしては初めての試みとなる、三次曲面を空間の中に描いています。いままで、三次曲面というものは我々若手には製作コストがかさむため手の届かないものと考えてきました。しかし、以下で説明するシステム、描画方法を利用することでぐっと身近なものに感じられるようになりました。さらにこのプロジェクトを経てこのシステムの可能性を模索したところ、曲面を描けるということ以上にもっと魅力があることにも気づきました。では、以下でそのシステムに関する僕の考察を簡単ですが記してみます。※左図は前回説明した、一枚一枚すべて異なる774枚の板取図の一部です。 |
| Cross Contour Drawing(以下CCD) この三次曲面の描画方法をCCDと名づけてみた。しかし、三次曲面というだけで今のところそれぞれの描画方法を手法として分類する傾向にあまりない。しかし、その必要性を僕はこのプロジェクトを通して自分のツールとして考えたとき必要性を感じるようになった。区別することが新たな可能性を生み出すきっかけとなるからだ。以下の文でその可能性をわずかでも感じてもらえれば幸いである。 三次曲面の描き方にはいくつか方法がある。媒体は二次元ではあるが、デッサンを例に上げてみると、まず基本として点・線・面、それぞれの組み合わせによってモノは描かれる。それは描くという時点では三次元でも同じだ。しかし、我々が扱う世界には重力が存在する。そのため、宙を浮く点ではさすがに扱うことは難しい。従って必然的に線と面が残るのだが今回のプロジェクトでは線、具体的には板の小口で三次曲面を描いた。座標面からの同一高さの地点を線で結んで生まれる曲線の束で描画するコンターをXYZ三方向に作りそれをクロスさせて三次元のフォルムを描いている。しかし、建築のように外部と内部を遮断する必要があり、内部も出来るだけ大きく疎として残さねばならないものでは、えてして面で曲面を描画することになる。いわば、3Dモデリングソフト上でいえばワイヤーメッシュのようなものである。そして、構造美という近代建築以降、当然のものとして考えられてきた思想によって、そのワイヤーメッシュと構造とが一体となって無駄を減らし、その面に構造を担わせることが多くなる。むしろ、それが一つの美として捕らえられてさえいる。しかし、現状我々の持つデスクトップではその構造演算が行えないため、総合作業となりDTAが難しくなり製作コストがかさむ結果となる。 しかし、CCDでは構造と意匠というものを完全に別物として扱うのが特徴である。特に今回のように棚を描画する場合は、棚分の密な厚みを想定できるためそれは適正といえる。一つ一つの材料を分子と捕らえ、それを複数寄せ集めパッキンすることで、三次元化した一つの厚みを持った塊を形成させる。ここで僕はその塊を新たなMaterialsと呼ぶ。このMaterialsは厚みを持つため非常に安定しており、どこを切りとっても基本的には安定した構造になる。ここまでのシュミレートをデスクトップ上で行う。そして、そのMaterialsは次に、意匠上の条件によってブーリアン演算し、好き勝手に削られ、フォルムが浮かび上る。そこでは「ドラえもん」や「星」だってだいたいの形は描ける。そのフォルムが出来たところでまたそのMaterialsは分子つまり材料に分解され、それが板取図となるのだ。つまり、その時点では二次元となっているためいわゆる在来の加工(NCも含む)でそのパーツを形成することが出来る。ここまでの工程はすべて我々意匠設計側のデスクトップ上で行うことが出来る。また、工程相互の関係はPCの計算・記憶能力の高さから、非常にクールで互いにあまり規制を持たずに行えるため、おのおのタームにおいて分離しオーダーが与えられる。そのため、後々、オブジェクトを以下のような表記方法で認識させることも可能になるであろう。 例)Materials(CCD_A2*S7) / Folum(Doraemon_00120) / Scale1(XYZ:3・4・2)。 いたって、DTA(デスクトップア-キテクチャ)らしい表記方法であり、広い可能性を感じる。 もちろん、デスクトップ上に構造の演算も同時に行える時代が訪れれば、ワイヤーメッシュでもDTAは可能になるであろう。そんな時代も楽しみであるがその頃は「どちらでもいいよ。人に任せよ。」といえる身分になっていたいものだ。 昨日、竣工写真も上がってきたので、次回はWORKSにて使う側の視点から考えた、このプロジェクトのコンセプト文をわかりやすく書きたいと思います。 |
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| 先週の土曜日はしばらく前に竣工した水野薬局の竣工写真の撮影とPenの取材がありました。Penは来月発刊予定のオフィス特集で掲載予定です。書店に並んだら見てみてくださいね。しかし、土曜日はいろいろな人にお会いし、いろいろお話をしました。朝、寝ぼけ眼で英訳をお願いしている前田さんに渋谷駅で会い、募る話をいろいろ聞いているうちに本郷三丁目につき駅を上がったら、今度は青木淳さん。そして、目が覚め、その後、現地に行き、ライターの伏見佳子さん、Penの渡辺さん、カメラマンの阿野太一さん、新建築中村さん、ISSHOデザインの藤村君、ベラジュン君と気の抜けない会話が連発。これが普通なのかもしれませんが、ふだん、出不精気味の僕は、ついつい事務所で図面を書いているのを理由に外との交流を避け気味なのでその日はかなり刺激的な日で、疲れました。でも、疲れたなりのことはあり、後述の通り、最近の僕の興味を少しまとめることが出来ました。以下、是非お読みください。 |
| さて、その興味ですが、先日手がけた水野薬局のプロジェクトを通して、考えた、DTA(デスクトプアーキテクチャ)という私が名づけた造語のシステムに関してです。 DTA(デスクトプアーキテクチャ)とはDTP (デスクトップパブリッシング)から派生させた言葉ですが、コンピュータのデスクトップ(コンピュータの画面上)で建築物が製作できてしまうということです。もちろん、バーチャルリアリティーの話をしているわけではなく、実空間に落とすことを目的としています。従来、意匠図、施工図、板取図という工程で建築の計画は進み、また一昔前であればすべて手書きゆえ、それぞれ新たに一から書き直すことが当たり前で、またさらにそこから職人の手を通し、モノが加工され、また現場で組みあがるという幾人もの手を介し建築化されてきました。我々、意匠設計はその一番最初の方向付けを行う立場ですから、当然、人への伝達を目的とし図面をわかりやすく製作します。そして、その後、最後までその図面が実際に反映されてゆくか、いわば伝言ゲームが正確に行われているかを監理してゆきます。おそらく、これだけ人の手を介すためにデザインの規制も多くあります。また、逆にデザイン主体で無理をしたときどうしてもその設計内容の不透明さがきっかけでリスク回避として工事金額が不当に跳ね上がってしまいます。それは今現在も建築界ではあまり変わってはおりません。むしろ、歩留まりのよさを美徳とし、それがひとつのモダニズムという近代の思想を生み出す気賭けになっていたりもします。ただ、他の分野、出版だけでなく、映画や音楽あらゆるメディアでは画期的にその辺が改善され自由度が増しています。むしろ、それも通り越し、またアナログな感覚が愛されたり、無理にデジタルでノイズを作ったりしています。 そんな中、僕は建築の中でもそれを可能にするひとつのシステムを最近見つけ、それに誤読を重ねひとつの明るい道の前にたどり着きました。その最初の作品がまだワークスに追加できていない、以前このニュースで扱った水野薬局のオフィス計画です。 この計画では基本設計から板取図まで一切をデスクトップで作成し、その後NCカッターという、これまたコンピューター制御のマシンに載せ材料のカットを行いました。指示を出す相手がコンピューターであるため、すべてパーツが異なるものでも一切文句を言わず同じ調子でカットしてゆきます。実際、このプロジェクトでは774枚もの部材が使われていますが、すべて異なる材料で構成されています。もちろん、組む作業に関しては、人の手を介すのですが、ここでも職人にすべてを理解させるのではなく、我々設計した者が現場で指導を行い組むため、職人にリスクをもたせず、結果的に無駄な経費を一切省かれています。 と、とりあえず、ここまでDTAに関して説明をさせてもらいました。次は主の目的である形態操作の自由度をご説明したいと思いますが、その話は明日になるか明後日になるか、時間を見つけて書きますのでしばらくお待ちください。竣工写真は今きっと阿野さんが整理してくださっているのでそれを待ってアップしますのでそれももうしばらくお待ちを! |
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| 昨年、sollaborationn展を開催した際に、お世話になった萩原修さんより、先日DMをもらいました。どうやら、国立で文具店をはじめるらしいのです。それもちょっと駅から遠いところで。よく、小学校の脇にあるような住宅地の中にある文具店のようです。でも、「なぜ、あえて今そんなところで商売をするのだろう?」って感じですが、萩原さんの場合その「あえて」が面白いのでしょう。是非、期待したいプロジェクトです。 「つくし文具店」のホームページ |
| 僕が子供の頃、小学校の脇には駄菓子屋と並んで決まって同じような文具店があった。そこでは画用紙を買ったり、消しゴムを買ったりと学校で必要になるものを、朝、登校前に親からお金をもらって買い足すのだ。(駄菓子屋は度胸試し!?)僕は新しい匂いの消しゴムが見つけると、それがほしくて、まだ使える消しゴムを無理に机にこすってカスを出し、小さくしたものだ。そして、お店の全面に並んだ文房具の中にはたくさんほしいものがあった。そんなものだから、僕は小学校の頃、パン屋と文房具屋の子が羨ましかった。萩原さんはそんな羨ましい子だったわけだ。
しかし、大人になって改めてそんな文房具屋に行ってみると、懐かしくはなるが、お店の小ささや中の通路の狭さで満足に商品を見ることすら出来ず、また、もうそこにあるものを羨ましくは思わなくなっていた。そして、心なしか学校付近にある文具店も寂れてきている気がする。少子化からか?お店の人が年老いたからか?子供が贅沢になって、そんなところでは買わなくなったのか?理由はわからないが、僕が子供の頃のような活気は今の住宅地内の文具店にはない。まさに僕が住む世田谷の自宅前にも同じような文具点があるのだが、この前見たら閉店セールをしていた。世田谷だから?他の地域ではどうなんだろう? さて、そんなご時勢に萩原さんは文具店を継ぐという。「つくしの文具店」を囲う状況がどんなかはわからないが、普通ならこの手の文具店は世代交代などせず、その世代で幕を閉じる気がする。ただ、萩原さんもそんなことはとうに承知のはず。だから、何を考えているのか?何をするのか?どんな視線をどう扱うのか非常に興味深い。きっと、萩原さんのことだから面白いことをするのだろう。だんだん、この文章を書いているうちにつくしの文具店周辺の人たちが羨ましくなってきた。遠くてついでに行く用はなさそうだが、近々行ってみよう! |
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| 最近、何かと地震の話になります。今日も地震がありました。あるところでは、こんな情報も流れていたりもします。特に我々のような仕事をしていると地震の話は無責任ではいられなかったりします。が、今日は無責任な話をさせてもらいます。僕も地震が怖いのですが、最近、地震のことを考えていて、人はずいぶんと地震に対して傲慢な解釈をしているのではないか。人は地震までも身の丈で考えているのではなかろうかと思うようになってきました。大げさに言えば天動説と似たジコチューな解釈をしている気がするのです。
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| たとえば地震雲。僕は「そんな超常現象みたいな話!」と最近まで気にも留めていませんでした。でも、地球規模の視点で見ると、雲と地上の距離というのは非常に近く、「我々が寒い日に走ったりして、湯気が頭の上から出るのと大差ないのでは」と思うようになり、最近地震雲も信憑性があるように思えるようになりました。
ただ、同じ視点で考えたとき、今度は東海や東京など地震警戒地帯と言われるところがありますが、これこそ、最近、信憑性なく感じられるようになってきました。 これからいう話は無根拠ですが、地球規模で距離を考えたとき、東京と大阪の距離などもまったく差がないも同じではないかと思うのです。最近各地で起きている予想外な地域での地震もそのように考えるとで説明がつくのです。もちろん、地震があったときに地盤の弱さで被害が大きくなるところと、耐えられるところの差はあるでしょうが、それを言っているのではなく、震源の発生地帯が固定されているという話は地球規模ではおかしな話であるように思うのです。それから、僕が小さい頃、関東大震災は60年ごとにおきるなどと脅されていましたが、それこそ滑稽な話に思えるのです。地球が出来てから46億年たちますが、そのスケールからいって60年などほんの一瞬の話だと思うのです。 また、人を評すときに「スケール感が違う」という言葉をよく使いますが、最近、「そう発する側の見方こそ、自己本位な感覚なのではないか」と思うようになってきました。やはり、対象に対してそれぞれ見方のスケール感があって、それを対象に合わせて変えること。それが本来あるべき姿で、人本位ですべてを見ようとすることこそ無理な話で、傲慢とも捕らえられるのだと思うのです。 また、よく耳にする言葉で「Save the earth」という言葉がありますが、これもその意味で間違った視点で地球を見ている表れではないかと思うのです。人が地球を守るのではなく、地球が人を守っている。いや、守っているつもりもないほど地球にとって人の存在ははかないのかもしれません。(長坂) |
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| 二個目の人のサイトを使った自作紹介です。昭島市に計画中のharamo第二段、集合住宅の計画の紹介です。2月ころから計画は始めているのですが、今回は非常に予算が厳しく、ようやく事業の方向性が確定し、設計に入ったところです。じきにこのページでも内容をご紹介させていただきますが、まずは施主である原茂さんのBLOGサイトにて途中経過を覗いてみてください。 |
| 昭島というところは東京の西のはずれに位置しており、相場の賃料も都心に比べ非常に安く、その関係からデザイナーズマンションといわれる賃貸住宅を計画するのは非常に難しい地域です。もちろん、この地域だけではなく郊外であればどこも同じです。決して、その地域の地主の趣向性が低いのでもなく、住民の意識が低いからということだけではないのです。これは市場のメカニズムとして陥っている傾向なのです。Cuprumでは駅前ということで容積率が高く、さらにテナントもつき安いため事業計画的には比較的に有利でしたが、今回は地域の相場をはずさずコスト的に非常に苦労しています。苦労しているうちに、都心のデザイナーズマンションと我々が計画しているものは完全に別種のもので違う名前を与えなければならないものであるがわかってきました。最初は「何が出来ない」「かにが出来ない」と都心の北山さんや谷内田さんなどが手がける物件と比較して卑屈になるばかりでしたが、最近、少し気づいたことがあり、むしろ「新しい」ことが出来るのではないかと本計画を肯定的に見られるようになって来ました。(もちろん、依然、苦労していますが。)このサイトも角川というweb制作会社の友人を交えて原茂さんと相談しているうちに思いついたひとつの策です。このことは一度ちゃんと説明する機会を設けないと話しつくせないので、そのうち計画の進捗状況報告と交えながらお話させてもらおうと思います。とにかく、今回のこの物件ではまたひとつ新たな試みを考えていますので、楽しみにしていてください。(長坂) |
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| さて、今日は人のサイトを使って自作の紹介をさせていただくという異例のことをします。私が更新をサボっている表れであり、なんとも分が悪いのですが、情報は旬がいいからね。こういうのも「ネットらしい現象」と開き直ることにして紹介をさせてもらいます。しかも、2作品もあり、二日に分けますね。では、今日はまずは先日見学会をさせていただいた、水野薬局のルネオフィスです。一つはsollaborationで一緒に屋上に関して考えた友人、松島潤平くんのサイトからです。もう一つは日ごろ情報交換をさせてもらっている芦沢啓二くんのサイトからとなります。ぜひご覧ください。 |
| どうでした?読んでいただけましたか。 双方、視点が異なりますがなかなかうれしいコメントを頂けています。が、同時に両者共に、(行間を読むと)どうも共通して気になる部分があるようです。その溝は近々私の言葉で埋め合わせをしようと思いますが、現在、竣工写真の撮影中故、それが上がり次第写真とともにWORKSで話させてもらいます。 ではでは。(長坂) 写真:松島潤平撮影 |
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| 長坂です。日記を始めます。しばらく何を書くか迷いました。「他にない」「自分らしい」「宣伝になるような」とか・・・情けないことにいろいろ考えました。でも、考えすぎても無理なようです。結局、コンタクトフォームより最近いただいたお便りに、この場を借りて返事することにしました。当ページでもリンクを張っている「住みコミ」に関してで、「印象や、ウェブの情報などの、ご意見などなどを是非お聞かせください。」とあったので、「住みコミ」に関して僕の感想を書こうと思います。 |
| さて、その企画ですが、僕はあまり、詳しくは知りません。知らないけど、一度、坂東君(前スタッフ)から、この企画の話を聞いたことがあります。友達が運営しているらしいのです。それで話を聞いたわけですが、「高齢化の進む町に生まれた空洞に資金力はないがエネルギーのある若者が住み、そしてコミュニケーションを広げ町の活性化に貢献する」という話でした。阪神・淡路大震災で被害を受けた神戸市兵庫区入江地区を舞台に考えられた企画のようですが、同じような問題は全国どの地域でもあり、汎用性のある企画だと思います。でも、少し気になることもあります。人一人の単位で考えてみる。たとえば自分の両親などを想定すると一気に難しい側面が気になりだすのです。そんな簡単に知らない者同士が一緒に生活できるというのも、人を善意的に捕らえすぎている気がしました。もう少し借りる側の視点から貸す側の視点に立って、リスクに目を向けてあげるほうが、よりリアリティーが増し強い企画になるような気がします。そうすれば対象が身内から不特定多数になり、より面白くなる気がするのです。このように机上の夢と現実の食い違いということはどんな企画でも当然あるはずのことでそのギャップをどのように乗り越えてゆくかが鍵を握る気がして、がんばってもらいたいです。
たしか、同じような企画を高田馬場周辺で行われている話を耳にしたことがあります。その企画は、人一人の単位の話に移行させない雰囲気を持ち備えています。マス対マス。そして実際に経済を動かし、継続するための資金も生み出しそうな勢いがあります。両者に確実にメリットが落とされしうでうまいなとおもいました。もちろん、高田馬場というところは特殊で、学生が多く、商店も多い、そして昨今、池袋や新宿の開発で消費が流れ、冷え込んでいて「このままではいけない」という共通の危機感を皆で共有しているため、この企画としては最良な土地で、どこでも出来る話ではないのかもしれません。ただ、地域ごと他のやり方、利益の得方があるはずです。それを客観的に見据え再構築することでこのやり方は参考になると思います。もしかしたら、身内では固まりそうにない他の地域でふさわしいターゲットを見つけ、その管轄の役所を説得し行ったほうがもしかしたら、成功への近道なのかもしれないとも思いました。いずれにせよ、よい企画なのでがんばってもらいたいです。 いやいや、長文になってしまいました。最初だから力が入りすぎているので、今後は出来るだけ短文で行きたいと思います。(長坂) |
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| 代表の長坂です。ようやく、新ホームページが正式始動です。ミーハーにBLOGをカスタマイズし取り込んで見たのですが、制作は大変でした。未だに慣れず、おっかなびっくりアップをしてます。BLOGを取り込んだのはスタッフやOBなどが好き勝手に発言出来る場を設けたかったからです。皆さまにはこの場を通して少しでも生のスキーマを感じ取ってもらえたら幸いです。また、今後も少しずつ機能を足し、より楽しめるページに成長させてゆきますので、どうかご支援のほどお願い致します。今回、コンタクトフォームを充実させました。ぜひ、ご感想やご指導をお寄せ下さい。 |
| ところで、今回、少し画面に「黄色」をまぶしました。何の脈絡もなく、高本(元スタッフ)が最後に事務所の看板の色を黄色に決めていったのでので、それをきっかけに「黄色」を使っています。扱いづらい色なので、脈絡ないながらも挑戦するにはなかなかいい色だと思い、気に入っています。ただ、いまのところ、そのままうまく扱えていなく納まりが悪いですが、半年後には皆様の目が慣れるか、我々が扱いこなし、その問題は解決していることでしょう。 それでは、今後とも宜しくお願い致します。 |
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| 都市デザインシステムプロデュース「井の頭リノベーションプロジェクト」で計画した”Panda"をWORKSに加えました。 詳しくはこちら |
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| 皆様 リニューアルページのプレオープンです。このリニューアルで日々の更新コンテンツとワークスの更新を切り分けることにしました。その他、各ページ、より多くの方に、より楽しんでいただけるように新たな試みをいくつか行っています。ただ、完全リニューアルまでもうしばらく時間を要します。それまで、今回、あらためてテキストを書き直したWorksや充実度の上がったLinkでもご覧頂けたら幸いです。 |







