その間もそして今までも実は設計していました。初めての住宅設計ということもあり、力の入りすぎで設計も右往左往していました。しかし、ここに来てようやく案がまとまってきたので、ダイアリーを再開させます。随分さかのぼって話しをしてゆきます。というのも、右往左往しながらも絶えず変えなかった点があり、そこから話しをしていなかったので、そこに戻ります。
そことは?って感じでしょうが、稲城の町の農地と住宅の関係の話しです。その際、「虫食い状に」との話がありましたが、果たして虫はどっちか?という話しがありました。通常、「虫食い状に残った」といわれるのは農地の方ですが、僕は住宅を虫と見ています。もちろん、後から入ってきた無秩序な宅地の方をさしているのですが、それに秩序を持たせ虫ではない存在にするきっかけをこの計画を通して考えられたらと随分大げさなことを考えています。
もちろん、根拠あってのはなしです。その根拠とは、今は背を向けられている畑を都心部の公園のような存在にしたいと考えています。都心部では公園の周りは人気があり、不動産価値も高いとされていますが、畑も十分それに匹敵すると考えています。それはharamoS1でも周辺が畑で同じことを実際に感じました。公園といえど、公園で遊ぶ大人はさほどおらず、陽当たりや風通し、また見晴らしが良いなど周辺にいて得るメリットの方に評価が集まっている気がするからです。きっと、これから畑が増えるということはありえないですが、畑を向いた生活を稲城の一つのスタイルとして浸透させたいと考えています。そう考えると、点在していることは好都合なのです。
長々話しましたが、つまり、敷地に対する考え方が変わらず一定だということです。サムネールをクリックすると模型写真が出てきますが、このゆるやかな勾配が具体的なアプローチの一歩となっています。次回はもう少しスケールを下げて話をしてゆきます。 |