この秋のAutumn Tokyo Design 2010に"LLOYD HOTEL&Cultural Embassy"主催で、蘭日国交樹立400年を祝い,デザインを通し再び友好関係を確認し合う"LLOVE HOTEL"展を開催します。
いまはその展示にふさわしい場所探しから始め、企画の内容を練っているところです。
タイトル自体は日本人には少し刺激の強いタイトルですが、これがオランダらしいウィットに富んだクリエイティブな表現なのです。とはいえ、このチラシにあるように"LLOVE HOTEL"より副題である"Still in Love"が大きく前に掲げられています。そんな刺激的でありながら、優しい接し方が、日本が鎖国中もオランダのみ貿易を続けてきた理由かもしれません。
この展示では両国からデザイナーが集い、デザインを通して友好関係を確認し合います。そして、期間限定ではありますが、実際に宿泊可能なベッドルーム、そしてコミュニケーションスペースとしてのカフェなどをつくり、見るだけでなく、参加型の多様性に帯びた展示を計画します。
当然、「ラブホテル」をつくるわけではありません。
ついつい、偏見で見落としがちな「ラブホテル」にある2つの可能性を追求しコンセプチュアルなホテルを創造します。
1つ目は「入り口は目立たなく、従業員との接触も最低限」であり、「その日の気分によって自由に部屋が選べる」格式張らない自然体でいられるホテルです。
2つ目は「LLOVE=愛」で、日本ではついつい男女間の関係に限定されがちな「LLOVE=愛」を、本来、人が集いコミュニケーションをとるホテルが当然持つべき性格として中心に位置づけ、そんな「愛」に満ちたホテルをつくります。LLOVEの対象は世界であり、家族であり、友達であり、LLOVEはこの少し暗い時代を明るくします。
ところで、参加デザイナーに関してですが、オランダからはすでに以下4名のエントリーが決まっています。
Joep van Lieshout
主催:Lloyd Hotel & Cultural Embassy
協力:オランダ国大使館
オランダ政府観光局
(長坂 常/スキーマ建築計画)